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頑張ったら褒めてもらったほうがいいよ



今朝は珍しく悪夢を見ていて
目覚めが良くなかった。
夢の内容はなんだったか
覚えてないんだけど。

一生そばにいて(布団)

って感じだった。


「行ってきます」と重いドアを開けてみたら
雲一つなくて。


はじまりの青空は
ちょっとだけ私を応援してくれてるようだった。





3/1




4歳の息子、レイは
口が達者になり始めて
ああ言えばこう言う。
近頃の親子バトルといえば
もっぱら「お片付け」について。

レイにはもう「自分の部屋」がある。
リビングの隣の和室。
彼は4歳にして、
「自分の部屋」として
ぬいぐるみや、フィギュアを並べたり
ガールフレンドからのラブレターを飾ったり
お仕事ごっこで使う、デスクもある。



そんな偉そうな「自分の部屋」だが
「片付け」を習得していない4歳は
母が片付けても、片付けても
「お見事」とスタンディングオベーション。

秒で部屋が散らかる。

爆弾が落ちたみたいに
あちこちに、おりがみの切れ端が散らばり
なんともカラフルな床。

フタが空いたままのペンは、ざっとみて4本。

昨日買ったばかりのはずだが、
何故か
本棚の下に潜り込んだミニーマウス。

挙げ句、
「目玉親父のクリップ知らない?ママ!どこにしまったの?何でわかんないの?」とキレられた瞬間に、母はキレた。





その後、約35分間
実践練習のもと、
「お片付け」を叩き込んだんだ。





母と息子の共同お片付けが終わっても
母は、怒り治らず
鼻息フガフガと、キッチンに立った。
ようやく夕飯作りスタートやで。

荒く刻んだネギに
ざっくり切ったニンジン。
まぁまぁでかいままの豆腐を鍋にぶち込んだ。(味噌汁)

すると、フガフガしてる私をよそに
ケロッとしたレイが、
私の側までやってきてこう言うんだ。

「ママ!
「レイくん、すごいよ!」

「ペンのフタ閉めて、箱に戻したんだよ!」







なんとも健気。健気すぎる。

私はフガフガしてる
鼻息を引っ込めて
オーバーリアクションで抱きしめた。

「頑張ったね!えらいよ!!もう
できるようになったの?ママ嬉しい!
すごいよ!ありがとうね!」





するとレイは満足げに抱きしめられてから
部屋に戻り
その2分後。



「ママ!」「ママ!」
「レイくんやばい!聞いて!」


「絵本読んで、本棚にしまったんだよ!」

と、言いにきた。健気②
私はもう一度オーバーリアクション。
レイを抱きしめる。




このやりとりはなんと、
その後、11回続いたのだ。





その度に私は、オーバーリアクションを続け夕飯作りを中断した。







まぁ何が言いたいのかっていうとさ、
大人も褒めてもらった方がいいよってこと。

頑張った時は胸を張って
「褒めてくれ!」ってアピールしていかないと
誰も褒めてくれない。
本当はもっともっと褒めて欲しい。
そんなことない?


あなたのことを
誰も褒めてくれないなら
自分で褒めるんだよ。さぁ、
言ってみよう。





「今日も最高に頑張ったね。
あなたは毎日頑張ってる。
よくやってるよ。お疲れ様。」




心を抱いて眠ろう。

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