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心がけのハナシ


「正しいことを言えばわかってもらえる」とか「これは常識的なことだから」と、考えるのですが。人はいつも「正しいこと」を受け入れるのではないのだと思うんです。きっと、「正しくていつもちゃんとしている人」より「温かいもの」を受け入れるのだと。

たとえば、何かに傷ついて氷のように冷め切ってしまった心に正論をぶっこんで。氷を叩きやるのはいけないんじゃないか?こころは粉々に飛び散ってもっともっと辛いんじゃないかって。まずは自分が太陽のように暖かくなって、ただ側にいてみる。すると問題は必ず良い方向に向かって、溶けてなくなるだろうと。
良い人間関係とはそういうものかもしれないと思うようになった。たとえそれが親子でさえも。夫婦でさえもだ。

それにそこにはどうしたって「尊敬」という概念が必要なんだ。上司でも先生でも、母親でも妻でも旦那でも。正しいからって相手は言うことを聞くわけじゃない。はたまた部下だから生徒だから子供だからパートナーだからって無条件にコントロールできるわけじゃないだろう?そこに「尊敬」の概念がなければ必ず行き詰まる。きっと年齢や性差は関係ない。よくきく言葉だけど「まずは自分が変わること」だって暫し思う。

あたたかくニコニコしてみること。そばにいるだけで楽しいひとになること。相手と自分は違うと丸ごと認めること。わかり合おうとか、理解しようとか、弁解しようとか思わないこと。自分と相手に同じくらいの愛を持つこと。難しくないよ。今からでも遅くないよ。この瞬間からの心がけ次第。

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