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母親は海。



「ジャイアンって馬鹿なネコ飼ってるよね?」って息子に聞かれた。ちょっとなんのことを言ってるか分からなかった。




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息子は帰宅してからYouTubeをみる。
15分で終わりにする時もあれば
1時間以上経ってもぼーっと
見ている時がある。


私はその時間の長さで、彼がどれくらい疲れて帰ってきたのかを確かめている。



子供は大人と同じだ。



保育園に行っている間は、彼にとって「外側の顔」で過ごしているんだと思う。子供だってちゃんと緊張して「園児」という役割を感じているのだと思う。


「家に帰ったらダラケマックスでありたい。」きっとそんな日もあるよね。


「今日はもうやってられない」と言いながらビールの代わりに、カルピスを飲む日があってもいいよね。



だから。
そんなダラケマックスしたいという
こどもの気分に

大人が気が付かなきゃいけない。



ただ、些細な行動に
気が付けるかどうかは
大人側の余裕にもよるのだ。

子の観察は母親が担うケースが多いから。
よく言われるじゃん。
「ママの余白が大切」って。
ぶっちゃけそれは事実だと思う。









なんて偉そうなことを言っておいて
私は「マジで余裕がないわ」なんて日が普通にあるし。

お構いなしに息子に言ってる日がある。

「おやつは一つ!!」
「アイスは、ご飯の後だってば!」
「ゴミはゴミ箱に捨ててっていってるじゃん!!」

さっさとお風呂に入れだの
もう寝ろだの
私の時間軸で息子を支配してる。

そうなれば息子も黙っちゃいない。
強行突破させようとするママに
反抗しようとしてくるじゃん。
そうだよ。
そこまでいくともう、我が家は嵐。竜巻。ハリケーン。カミナリドンガラガッシャン。
ごめんよ、我がファミリー。





さて、、






話は戻るが、



家族が“船”だとしたら、
母親は“海”だと思うんだ




海が大荒れの日、家族は船から落ちてしまうことだってあるだろう。海には雨が降ってくる日だってある。土砂降りハリケーン、船のみんなは命懸けだ。
それでは生きるのが苦しくなっちゃうから。

柔らかな陽の注ぐ、穏やかな航海を
できるだけ目指したいよね。

それくらい、ママの余裕って大事。








ママのみんな。ハリケーン起きてない?



穏やかな航海のために。あなたは笑顔でいていいんだよ。ご褒美にスタバ買ってこようぜ。












あとがき。

私はどんな日も、息子と手を繋いで眠りにつく。息子がどんなに我儘でも、ママがどんなにハリケーンでもだ。そんな互いを許し合うようにどちらともなく握り合って眠る。


子供だからって、ビールを飲みたい日があること。親だからって、できた大人じゃないこと。伝えていっていい。私はそう思う。こうであってほしい姿ばかりじゃないけど、全てを愛して。愛されていけばいい。

大人も子供もみんな、今日もお疲れ様でした。




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