思い出と新発見の旅～登別ぷち旅行記～
そうだ、登別に行こう
先日、大学時代の友人と登別へドライブ旅行をしました。
登別といえば、温泉や地獄谷、マリンパーク、伊達時代村など、道内でも観光地として比較的有名な場所。
そして、わたしにとっては、両親の実家が近く、幼い頃から馴染みの深い場所でもあります。
今回、行先を登別に決めたのは、友人の「マリンパークに行きたい」という一言があったから。
2人とも、特別水族館好きというわけではないのですが、以前たまたまLINEで水族館の話題が上ったのがきっかけ。
この楽しいもの好きな友人は、思い付きでよく「○○行きたい」「行ってみない？」と誘ってくれるのです。そして、わたしはほぼ100%の確率で、その誘いに「もちろんYES」と答えます。
それは、わたしも彼女と同じくらい、楽しいものと冒険が大好きで、彼女と一緒にいれば面白いことがたくさん経験できると知っているから。彼女はいつも、わたしにいろんな景色を見せてくれる、「楽しむこと」の天才なのです。
この登別ドライブ旅行があまりにも楽しかったので、今度北海道旅行を計画している方、北海道に住んでいる方、どちらにも登別をおすすめしたくて、ちょっとした旅行記を書いてみることにしました。
登別マリンパークニクス
まずは、友人が行きたがっていたマリンパークへ。学生時代に行ったきりだったので、訪れるのはおよそ7年ぶり。
小学生の頃は、よく父方のおばあちゃんに弟と一緒に連れて行ってもらった、大好きだった場所。当時はたいてい夏休み中の訪問でパーク内は混雑していたイメージがあったので、平日にゆったり見て回れるのもいいなあ、と、思い出に少しだけ浸りながら散策。
久しぶりの水族館でしたが、自由気ままに泳ぐ魚達を眺めて過ごすのは心のセラピーになりますね……。とっても癒されました。海の中のように薄暗い照明と、ゆったりと流れるBGMもまた良いです。
海にまつわるものが好きなのに水族館に行く機会はあまり無かったので、もっと定期的に訪れたいな、と思った次第でした。いろんな場所のいろんな水族館を巡ってみるのも楽しそう！
サンチャイルド
次に訪れたのは、わたしがマリンパークの周辺をネットで調べてみたときにたまたま見つけたこの場所。小動物とのふれあいや、美味しいソフトクリームが食べられるということで、癒されたいわたしは飛びつくように友人に提案しました。
可愛くてふわふわな動物達とめいっぱい触れ合ったあとは、小屋の中でソフトクリーム。悔しいことに写真を撮り忘れてしまいましたが、本当に感動級の美味しさでした。贅沢なミルク感と、しつこくないほんのりとした甘さが絶妙！ また食べに行きたいです。
登別温泉と地獄谷
登別といえば温泉！ ホテルゆもと登別の日帰り温泉を利用しました。4種類の泉質にサウナもあり。広々としてお湯加減もちょうどよく、平日の夕方だったのもあってほぼ貸し切り状態の温泉をゆっくり満喫できました。
こじんまりとした露天風呂も、木と温泉の香りに包まれてほっと落ち着ける空間。最高です。
温泉でぽかぽか温まった体で地獄谷散策。地獄の景色を思わせる火口群に、もくもくと湧き上がる煙は圧巻です。
自然の芸術とでも言うべきこういう景色の中にいると、自分の存在がものすごくちっぽけに思えて、そんなちっぽけな自分が抱える悩みなんて地球の中では豆粒ほどの大きさもないんだ、と思えてきます。
自然は日常の煩雑さを忘れさせてくれるので大好き。働いていて、時間に追われているいつもの生活から少し離れて、ただ「美しい」と思わせてくれる場所。どんなに仕事や趣味に忙しくても、自然に癒される時間は大事にしていきたいな…と思えた一時でした。
海の幸で締め
旅行の締めは温泉卵と海鮮丼で。味もボリュームも大満足でした。食べ終わったあとの幸せな気分は何物にも代えられません。海鮮丼は偉大です。
メニュー豊富で目移りしてしまいましたが、結局選ぶのはやっぱり海の幸。北海道に生まれて良かった、と、美味しい海産物に感動する度に思います。
終わりに
両親の実家が近いので何度も近隣を訪れているはずなのに、登別がこんなに魅力的な場所だとは知りませんでした。わたしにとっては「おばあちゃんがマリンパークに連れて行ってくれる場所」という程度の認識しか無かったので、魅力を再発見できたのが本当に嬉しいです。
身近だと案外きちんと知らずにスルーしてしまうような場所が、きっとまだまだたくさんあるんだろうなあ。せっかく北海道に住んでいるんだから、素敵な場所をもっと開拓していきたいですね。
最後に、運転ができないわたしを乗せて最高の旅に連れて行ってくれた友人、本当にありがとう！
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