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感想を伝えるというだけの幸せ

3歳の頃から自分で絵本を読むようになっていたらしく、本を読んでいない時期が無いというくらいに、読書は生活と結びついている。

今では月に10冊ほどの本を読んでいて、友人からは「おすすめの本を教えてほしい」と尋ねられることも多い。

先日もとある飲みの席で、おすすめの本を聞かれて
西加奈子さんの「漁港の肉子ちゃん」
を紹介した。

この本は題名のインパクトもあるが
本当に面白い一冊。
少しおバカで、肉子の名の通り太っているが、明るく快活な肉子ちゃんと、その娘で、可愛らしく頭の良い喜久子の生活を、娘の視点から描いた作品。
家族の形ってなんだろう?と思わされる。

すると後日、「漁港の肉子ちゃんを読んだよ。とても面白かった」
と、その場にいた複数の人が感想を伝えてくれた。

自分が「好きだ」と伝えた本を実際に購入し、読んでもらえて、そしてさらに感想まで伝えてくれた。

嬉しかった。

自信を持って勧めたものを相手が手にしてくれるということは、それだけで1つの幸せになり、また、自分の自信にも繋がる。

ただ感想を言葉にして伝えるということも、すごく大事だ。

そう思った。

とっても簡単に出来ることなのに、意外と私たちは言葉にして伝えることを忘れがちだ。

どんな小さなことでもいいから、誰かが好きだと言っていたものを手にして、相手に感想を伝えるということは、それだけできっと誰かの希望に繋がっている。

よければ、あなたのおすすめを教えてもらえませんか?

#読書 #感想 #日記 #幸せ

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