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【2~4月のアンケート結果】3.11の前後で防災意識は変わるのか

本日9月1日は防災の日です。毎年、この時期は防災への関心が高まります。また、3月11日前後でも防災に関するニュースや特集、イベントなどが増え、防災への関心がより一層高まります。
2011年3月11日から11年が経ち、PREPユーザーの防災意識はどうなっているのか。また、3.11の前後1か月間で防災意識に変化はあるのか。
月ごとの変化を確認するために、2月から4月のアンケートで計3回、防災意識に関する同じ質問に回答していただきました。

1. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「よく話す」+「たまに話す」の割合は、2月が68%、3月が78%、4月が74%

東日本大震災について身近な人と「よく話す」「たまに話す」と答えた方の割合は3月が最も多いという結果になりました。「よく話す」の回答のみを比較すると、全体の割合が一定なのに対して、「たまに話す」の回答はやはり3月が最も多くなっています。
やはりメディアで取り上げられる機会が多くなる3月は、普段は話さない方の中でも話題に上がりやすくなると推測されます。

2. 東日本大震災で被害が大きかった地域の産品を購入するなどの支援をしましたか?

「購入したことがある」の割合は、2月が61%、3月が58%、4月が53%

「意識して購入している」と回答された方は20~22%であまり変化がありませんでした。一方で、「購入したことがある」と回答された方は61、58、53%と4月に向けてだんだん減少しています。2月は小さい地震を契機にアプリを立ち上げた人からの回答が多かったため、防災への感度が高い人の割合が高かったかと思われます。

3. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

「気にしている」+「やや気にしている」の割合は、2月が81%、3月が72%、4月が73%

「気にしている」「やや気にしている」と回答した方の割合が最も多いのは2月という結果になりました。こちらも2の結果と同じく、2月の回答者の方の防災感度が高かったことが予想されます。

どの月も「気にしている」「やや気にしている」の割合が70%を超えているのは、一般の人と比較してもきっと高い数字ではないでしょうか。PREPユーザーの意識の高さがうかがえます。

結果

1. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?
⇒3.11の前後で話す機会が増える。

2. 東日本大震災で被害が大きかった地域の産品を購入するなどの支援をしましたか?
3. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?
⇒3.11の前後では特に変化なし。
産品を意識して購入したり、備蓄品、避難場所を日ごろから気にしたり、防災意識の高いユーザーが一定程度いる

という結果になりました。アンケートにご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました!

ただいまPREPでは、9月1日の防災の日に合わせて、避難場所を登録するイベントを実施中です。
防災の日の前後で関心が高まっている今、あらためて避難場所を考えてみませんか?
開催期間は8月26日(金)から9月8日(木)までとなっております。こちらもぜひご参加ください。
https://note.com/rcsc_prep/n/n603a0e8cbd6f


集計結果 番外編

2月から4月までの全回答を年代別に集計してみました。

1. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「よく話す」+「たまに話す」の割合は、年代が上がるにつれて高くなっています。

2. 東日本大震災で被害が大きかった地域の産品を購入するなどの支援をしましたか?

~30代の「購入したことはない」の割合が低いことは予想通りでした。
50代の「意識して購入している」の割合が特に高いことが気になりました。

3. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

「気にしている」+「やや気にしている」の割合は年代が上がるにつれて高くなっています。


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