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元極道の組長の仏教僧、新垣玄龍さんに聞いてみた

今日は、獄中に覚醒体験をされたという
元極道の組長の仏教僧、
新垣玄龍さんのお話会でした。

犯した罪ほ数知れず、
前科何犯か、わからない?!
というお話しされていましたが。

そんな邪悪さは一切感じさせない、
穏やかで静けさを放つ、本当に慈愛に満ちたお坊さまでした。

心療内科で出会う人にも、
貧困や虐待、暴力や惨劇の環境に生まれて、
深く傷つき、神経系も混線して、
世の中や社会をうらむのも当然と思うような人に、沢山出会います。
なかなか治療が明るい方向に向かないこともあるのですが。

しかし、人はどんな逆境であっても、
平穏で慈愛に満ちた人生を選ぶことが、
本当に可能なんだと、
玄龍さんの存在自体が証明しているのだと思いました。

後で聞いたのですが、フラッシュバックや身体感覚みたいな、神経生理学的レベルの反応も一切ないそうで、これは驚くべきことだと思いました。
治療者としても、玄龍さんの存在自体が希望です。

そんな玄龍さんが説かれている回復の秘訣は、
マインドフルネス、
慈悲の瞑想、でした。

たくさん貴重なお話を伺ったのですが、
書ききれないので…以下、情報で。

【新垣玄龍氏プロフィール】
社会参画仏教 現代の駆け込み寺 JAPAN 代表
沖縄県出身、元極道組織の組長
三畳半の隔離された獄中で覚醒体験をもとに
堅気になり、探究のために出家する。

エンゲージド・ブディスト(社会参画仏教僧)として
マインドフルネス実践を社会的に体現するため
差別、貧困、理不尽などの改革運動を展開する。
真言宗、ミャンマー(パオ森林僧院で出家、還俗)
マインドフルネス・ヨガ・音楽を愛する
無頼派歌人としての活動開始

伊勢神宮内宮から徒歩10分
ゲストハウス愚狂庵を運営
伊勢こども&オジーオバー食堂主催
フードバンクISE 代表


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