見出し画像

エコシステムとエゴシステムの発見

「がんばること」って、
我欲とかエゴイストとかのマイナスな雰囲気や、
しんどい、苦労、というネガティブなイメージと勝手につながって、
なんとなく意識の中でハレモノ扱いされやすいけど。

「がんばること」を自分の中に見にいくうちに、
色々発見があったんです。

「がんばること」は、意図と行動と、
2つの要素に因数分解できるなぁと。

意図とは、達成イメージ、ゴールを望むこと。
行動は、実際身体を動かすことや、起こってくる現象。

意図は意識的に、コントロールできる。
自分にとって良い方向に意図することが、願望になる。

でも、行動は意外にも、意識ではコントロールしにくい。
ほぼ無意識レベルでコントロールされているから。

がんばり行動を意識でコントロールしようとすると、
表面的になったり、長続きしなかったり、
変に、ちぐはぐなことになってしまうこと、
あるでしょう?

意識してコントロールすべきは、
行動でなく、願望のほうだったのです。
願望だったら、いくら夢想しようが、人の自由。

良い結果を望むだけなら、タダだし、
望むだけなら、努力は要らないし、
望むだけなら、行動しなくていいし、
望むだけなら、制限はまったくない。

なんでも自由に望んでいい。
それなのに、「それはない」「それは無理」とか、
願望をわざわざ小さくしてしまう。瞬間的に。

望みがくっきりと明確で、
腹の底から強く湧き上がるところまで来ていれば、
必要な行動や努力は、
無意識さんが作動して、身体が無理なく自然に動き、
後から勝手に付いて来る。

それなのに、行動や方法論の方を制御しようとして、
「どうしたらいいか」「なんとかしなきゃ」って、
「がんばる」と本心の意図を見失い、疲弊してしまう。

最悪、本音の自分とは違う方面にがんばってしまい、
これでは、無意識レベルで行動にストップをかけたり、
身体の弱い所から調子を崩したりしてしまう。

がんばりがうまくいくのは、
本心からの望みをがっちりイメージして、
あとは結果に執着せず、自然の流れに委ねる感覚。

改めて人の願望の力、
エゴや自我や意識や意図、
脳みその中の脳内世界、
自然界にはない、人間だけのしくみ、
これは、あなどれないなぁと思ったのです。

エゴの持つ、がんばるちからは、願望のちから。
人は、自由に自分の望みを描いて創造するちからがある。

そして、使い方を間違うと、
時に自然破壊や、生体に異変を来たせるほど、
人間の精神力っていうものは、力があるのだと思う。

自然の持つ壮大な生態系、
循環のしくみがエコシステムですが、

人の自我が持つ、無限の想像力と可能性で、
願望を描いて実現しようとするしくみを、
エゴシステム、と呼ぶことにしよう。

2つのシステムを理解して、
エゴシステムをどんどん活用し、
エコシステムに送っていくのが、
自然と調和しながら可能性を最大化する、
がんばり方なのではないかと、思ったのでした。


まだがんばる論が、抜けてない…(笑)

めちゃくちゃがんばる論①:人の潜在能力は無限
めちゃくちゃがんばる論②:全集中感覚
めちゃくちゃがんばる論③:内発的動機づけ
めちゃくちゃがんばる論④:前向きな願望設定
めちゃくちゃがんばる論⑤:世間体を突破する
めちゃくちゃがんばる論⑥:試練は乗り越えられる
めちゃくちゃがんばる論⑦:結果に執着しない
めちゃくちゃがんばる論⑧:お楽しみはこれからだ!
めちゃくちゃがんばる論⑨:願望を夢想する









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?