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そもそも復興支援とは何か

こんにちは!気づいたら8月に突入しており、月日の早さに慄いてます、橘高です!毎日暑いですが、風呂上がりのビールは格別だぜへっへっへ、と思いながら日々を過ごしています。

前回は復興支援情報に特化したWEBサイト「復興BASE」についてご紹介させて頂きましたが、今回は「そもそも復興支援て何だろう?」について書きたいと思います。

災害が起きた後の復旧・復興の過程は大きく3つにわけることができます。

▶緊急支援期

発災直後~大体3ヶ月くらいをさします。地域内外の人達が連携し、被災した家屋の片づけや、泥かき、炊き出しなどを実施して、被災者の方を支えます。ボランティアや支援金も多く集まり、支援が集中する期間です。

▶生活再建期

発災から3ヶ月後~1年後くらいをさします。避難所で生活されていた被災者の方が応急仮設住宅に移り住んだり、被災家屋や建物などの再建に取り掛かります。どちらかというとハード面の支援が多い時期です。

▶復興支援期

発災から1年後~3年後くらいをさします。ただし、災害によっては3年以上支援に入ることもあります(東日本大震災は発災後から今に至るまで支援を行っています)

ハード(建物等)が回復し、被災住民の地域コミュニティの再生や、被災事業者の産業再興の支援に取り掛かる期間です。この期間になると外部からの支援の手は少なくなり、地元の人たちが担い手とならなくてはなりません。支援される側から、主体性を持ったプレイヤーへ。とはいえ人材がいなかったり、資金がなかったりと、活動をするのも容易ではありません。それを「復興支援」として伴走サポートしているのが私たちです。

上記の文章をまとめたのが下図になります(わかりやすい!筈)

リサーチテーマ (3)

建物が回復しても、その地域に住む人たちの生活が戻らなければ「復興した」とは言えませんし、何よりも「復興した」と感じるのは人によって違います。

「復興」は「一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事」を言います。発災後の被災地が元に戻るのではなく、被災前よりも更に発展すること、そのために「誰のために、何を目指すか」「目指す状態になるために、誰が、何に取り組むのか」を地域の人たちと話し合いながら取り組んでいます。と、口で言うのは簡単ですが、もちろん全然簡単なことではありません…

次回は「じゃあ復興支援活動って何をしているの?」について事例を交えながらご紹介できればと思います。ではまた~。

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