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Figma レベル4: ファイルとプロジェクトのシェア

こんにちは、アプリエンジニアの田中佑です。

今日はファイルとプロジェクトのシェア方法です。
意外と iframe を利用したシェアは知られていなそうだけど、いろんなサードパーティのツールと組み合わせればすごく便利な気がしたので、ぜひご一読ください🙌

ファイルのシェア

さて、チームを作成し複数人で作業していれば問題ないことですが、個人でデザインを作成していると、他者に確認してもらったり、場合によっては共同編集してもらう必要が出てきたりします。
その場合はシェアを行いましょう。
シェアの方法は

メールで招待を送信する
リンクをコピーして伝える
HTMLに組み込む

の3つがあります。

メールからのシェア

まずはメールからファイルをシェアをする動作を確認しましょう。
シェアしたいファイルを右クリックし、「Share」を選択します。

スクリーンショット 2021-09-16 21.31.11

すると下記のポップアップが出てきます。

スクリーンショット 2021-09-16 21.31.47

ここにメールアドレスを記載し「Send Invite」をクリックすると、相手に招待メールが届き、ファイルにアクセスできるようになります。
注意すべきはメアド横にある「can edit」の部分で、ここをクリックすることで「編集権限」なのか「閲覧権限」なのか選択できます。
見てもらうだけであれば「閲覧権限」の「can view」を、共同で作業する場合は「編集権限」の「can edit」を選択して invite しましょう。

スクリーンショット 2021-09-16 21.42.12

invite を実行すると相手のメールアドレスに招待メールが届きます。
メール内のリンクからファイルが閲覧(もしくは編集)可能になります。

リンクを共有してシェア

メールではなくリンクで共有したい場合は左下の「Copy link」をクリックすることで、このFigmaファイルへのURLがクリップボードにコピーされます。

スクリーンショット 2021-09-16 21.31.472

共有されたリンクをブラウザで開くと該当のファイルのWeb版ページ (もしくはアプリがあればアプリのページ) に遷移できます。

また、シェアできるのはファイルだけではありません。
Design File 内の特定の Frame だけシェアすることも可能です。
その場合、まず Design File を開き、共有したい Frame を選択状態にします。

スクリーンショット 2021-09-16 21.47.55

次に右上の「Share」ボタンをクリックします。

スクリーンショット 2021-09-16 21.48.02

すると、同様に Share のポップアップが表示されますが、右下に「選択されたFrameだけを共有するかどうか」のチェックボックスが現れます。

スクリーンショット 2021-09-16 21.48.12

ここにチェックを入れた状態でリンクを共有すると、Frame のみを対象としたリンク共有が可能です!

iframeでのシェア

次に意外と知られていないのが HTMLに組み込む の方法で、サードパーティのドキュメントツールや社内共通で利用しているWebページがある場合に便利な方法です。
利用するには前述した方法でシェアのポップアップを開き、「Get embed code」をクリックします。

スクリーンショット 2021-09-16 21.31.47

すると Embed 用のHTMLが表示されるので、このコードを任意のWebページやブログなどに組み込めば完成です。

スクリーンショット 2021-09-16 21.33.25

組み込んだWebページには下記のように Figma の iframe が表示され、通常の Figma Design File のように閲覧することができます。

スクリーンショット 2021-09-16 21.35.28

プロジェクトのシェア

またシェアはファイルや Frame だけでなく、プロジェクト単位でも行えます。
一緒にプロジェクトを進めるのであれば、ファイル単位ではなく、プロジェクトに招待して共同で作業を進めた方がよいでしょう。
プロジェクトのシェアを行うにはホーム画面の左ペインから、プロジェクトを右クリックします。
すると「Share」のボタンが現れるので、こちらをクリックしてください。

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今までのケース同様、シェアのポップアップが表示されますので、あとはメールでの招待かリンク共有でシェアしましょう!

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以上、ファイルとプロジェクトのシェアでした。

ではまた。

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