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指定業者が原状回復をするとき、ご注意!

私たちの経験からお話しさせていただきます。
お問い合わせで一番多いのが

①「オフィス(事務所・店舗)の原状回復工事費用が高いんですが・・・」
②「オフィス(事務所・店舗)の原状回復工事の見積書がまだ提示されない・・・と不安」

という内容です。

それぞれのケースを見てみましょう。

①オフィス(事務所・店舗)の原状回復費用が高い!
悪質な場合、オーナーと指定業者が共謀して、賃借人が負担すべき原状回復工事の範囲以外も見積書に入っている場合があります。
賃借人が素人だとわかりませんよね。そのようなことから高額になっているケースがあります。
原状回復工事の見積書を見て「何か、おかしい!」と不安になりましたら、原状回復アドバイザー、また原状回復専門のコンサルタントに相談するとよいでしょう。
また悪質でない場合も、原状回復アドバイザーなどに相談することにより原状回復費用が減額する場合もあります。
例えば、賃借人負担ではない経年による損耗部分の確認や、使用部材を適正な単価として見直すなどの対応が行えます。

②退去日が近づいているのに原状回復工事の見積書が提示されない
指定業者が、不当な請求(めいいっぱい盛り込んだ請求)についてチェックの時間を与えないために、なかなか原状回復工事見積を提示しないケースがあります。
工事が遅れると遅延損害金が発生するので、賃借人側は焦り、高い見積金額で承諾せざる得なくなります。
そうならないために移転(退去)が決まったら見積書をすぐに提示してもらうようにしましょう。
それでも提示してもらえないようでしたら、一度原状回復アドバイザーに相談することをお勧めします。

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