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社員の安全と "with コロナ"の時代を先取り、移転決断へ!

こんにちは、RCAA協会 会員の原状回復 B工事 査定員、山田 貴人(やまだ たかひと)です。
ビジョンファンドで有名な某大手通信会社グループの(株)MDIワークプレイスをご紹介します。

ワークプレイス統廃合の理由

山田
今回、なぜワークプレイスの統廃合を決めたのですか?

MDI布川氏
コロナの大流行が原因ですね。親会社より緊急連絡があり、MDIとしても社員の安心安全を最優先!そのためには、ワークプレイスを見直し、統廃合という決断となりました。3密を防ぐために通常の3割の出社率を目標設定。東京本社、大阪支社をはじめ、全拠点をデジタルシフトし、リモートワーク対応にしました。それが今回のオフィスのかたちとなったのです。

山田
非常時の経営判断が本当に早く、コロナ対応も早く、何もかもスピード決断をとにかく感じました。このスピードを身近に感じられて、とても勉強になりました。


統廃合後10階会議室
統廃合後10階受付
統廃合後10階

MDI布川氏
こちらは、統廃合後の10階です。
執務室は社員のクロスポイントとなり、ちょっとしたコミュニケーションからアイディアって、出てくるでしょう?発想って、たわいもない話からうまれるじゃないですか。この場所は、雑談場ではなく「ひらめきの場」なのです。よかったら、山田さんもいらしてください。(笑)


Newワークプレイスの目的

家賃について

<統廃合前>
東京本社:41,522,000円/1660.88坪
大阪支社:10,627,981円/425.10坪

これを8割削減が目標でした。

◆東京本社◆
東京都中央区銀座4丁目12番15号 歌舞伎座タワー7~10階
【7階】236.44坪 ショールーム
【8階】357.36坪 執務室
【9階】533.54坪 執務室
【10階】533.54坪 会議室
【合計】1660.88坪

統廃合前10階会議室

 4フロアを1フロア(10階)統廃合により
1660.88坪 → 533.54坪に縮小
家賃は41,500,000円 → 10,000,000円に削減

◆大阪支社◆
大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 タワーA 34階3401区画
425.1坪

統廃合前大阪支店

ヒューリック難波ビルにオフィス移転し
425.1坪 → 約100坪に縮小
家賃は10,627,981円 → 2,500,000円に削減

◆その他支店◆
名古屋支店・・・錦パークビルに移転
仙台支店・・・大樹生命仙台本町ビルに移転
町田賃貸センター・・・原町田中央ビルに移転
川崎賃貸センター・・・川崎砂子ビルディング4階に移転


Newワークプレイスのコンセプト

  1. リモートワークをフル活用

  2. 対面による会議、コミュニケーションの価値を考える

  3. オフィスに何の目的で来るのか?

3大課題です。

「人と人が交わるクロスポイントで偶発的にコミュニケーションが生まれる」


統廃合・移転に伴いB工事トラブルが発生

  • 指定業者による先行工事を着手しない不誠実な対応

  • 理不尽な追加工事が発生

上記をTeam山田が解決

閉店に伴う原状回復費用高騰問題・詳細・結果はコチラ

私、山田、本件もターゲットプライスを下回る大幅削減で良い経験をすることができました。
MDI担当責任者、布川様より感謝のお言葉をいただき、明日の活力になりました。


理事長コメント

非常事態下のリーダーは即断即決、朝令暮改は当たり前、とにかくスピード決断、スピード検証、スピード改善しかありません。

コロナ禍でリモートワークの急増、紙からの解放、通勤からの解放、立地からの解放がおこり、単身世代向け1LDKにワンルームは空室率が激増の大不況にもかかわらず販管費の大幅削減を実施したMDI様のスピード決断はお見事でした。

参考:レオパレス21の入居率、8カ月連続減

MDI様社長、会長、役員に本プロジェクト、プレゼンの際に印象に残った言葉がありました。

「移転先としてWeWorkを検討しました。」

従業員一人当たりの面積を、3密を想定して算出しますと約4坪、この計算ですと日本のオフィス一人当たりパーヘッド面積は4坪として10~12万円位になります。
また、退去に伴う原状回復指定業者の工事費用は、坪/25万円 でした。

この工事費高騰は大きな社会問題です。

その原状回復、移転先のB工事の社会問題を解決した実例です。

MDI担当責任者 布川様は非常に責任感のある方で、当事者意識を持ちNewワークプレイス+原状回復問題 解決プロジェクトを共創できたことが成功の要因です。