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「これからのビジネスリーダーに贈る45の視点 世界で通用する日本人であるために」を読んで

こんばんは、ぺいまるです。今回は、この本の読書感想文です。

この本を読んで日本について考えさせられたのでそれをゆるゆると感想文を書いていこうと思います。ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

日本の素晴らしいところとお粗末なところ

国際社会の視点からみて日本は先進国の中でも、最も長く深い歴史文化をもち、正直な国だといいます。安全、正確な点も良いです。また店のサービス、完全な社会主義国と言われるほどの福利厚生がまさに日本の魅力。
しかし、世界的な偉業を達成した人に贈られるノーベル賞は、他国と比べるととても少ないです。

喜ばしいという感情でなく妬みの感情が生まれて出る杭は打たれてしまう性格にあるのが日本なのだそう。 
素晴らしいと思える人は素直に褒めるのが私のポリシーなので、そうは思いませんでしたが、

確かに周りの人にそのような妬み僻みで生きているような人もいたと思い返しました。

筆者はマイナスに考える理由としてとにかく平等かつ平和という社会主義的発想の、戦後教育が影響しているのではないかと言っています。

「皆同じでなければならない」という認識がココ最近は薄れている傾向にあると思いますが、

まだまだ色濃く残っていることもあるでしょう。

またそのような思考が、意思決定の遅さ、リーダーシップの欠如、弱者に標準を合わせることにも繋がっていると述べています。(会社を発展させる、という面では確かにマイナスなのでしょうが、人が歩み寄るにはそうするしかないとは思います。)

自分の意見をもち、自由に発信する

フェアプレーに基づき自由に競争し、伸びるものは伸ばす、代わりに勝者の義務として弱者の福利を念頭に置き行動する、このような文化が根付けば、本当の心の幸せとは何かを考えられれば、多様な人々と付き合えるといいます。

異論と人間関係は別なのです。日本では個人的感情的に捉えがちで話し合いが思い通りに出来ず、この後関係がギクシャクしてしまうのではないか、などと無駄なことを考えてしまう傾向にあるようです。
視点思考の違いは別問題であるので、異論を受け入れるようにするのがよい話し合いの基本だと言います。
海外の会議では自分の意見を沢山いい、その後は仲良くしているのが普通だと言います。

日本人の、和を乱したくないといった感情が時に障害となる場合もあるのです。


英語は大事だがより大切なのは意思疎通と相互理解


私は英語を毎日少しずつ勉強していますが、つい文法に固執したり、間違えると伝わらない!と考えている方はいませんか?私もその考え方でした。しかし、日本語でも助詞を間違えながら話したり、違う語彙の使い方をしてしまったりと、間違えることは沢山あると思います。
英語にももちろん当てはまることで、間違えることを恐れずに話すことが英語上達への道なのです!

日本に多い、曖昧さ をなくすこと


本音と建前の使い分けや、曖昧さは国際社会の視点だと訳が分からず2つの差が大きすぎると嘘つきになってしまう
海外にだって当然言ってはならないことが存在するが、日常となっている日本とは違う問題である

親しさを作るテク


表向きの人柄、誠実さ、思いやりのある態度はもちろん重要だが、国際社会では相手を傷つけないレベルの思い切ったことをたくさん言い合うと筆者は述べています。

褒めることだけでは本当の親しさは生まれないのです。

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