「師匠の教え」:洞察力・新型コロナウィルスは生き物

物の使い方がわからない時に、師匠に聞くと、「よーく見てごらん。ちょっとやってみてできないから、すぐに聞いたり、放っからすのではなくて、自分で考えてごらん。360度から物を見てあげなければいけない。上も下も、表も裏もぐるーっと。そうすると、自然と使い方がわかる。」

そう師匠に言われてから、色々な角度から物を見るように努力している。確かにじっと観察していると、物というのはその機能がわかるような形をしていたりとヒントをくれる。何事も全体像を見て決断を下すことは大切だ。

手で触れる物のみではなく、物事に関しても同じことが言えるだろう。周りで何が起こっているかを考慮せずに意見し行動することは浅はかだ。問題の表面だけ、一点だけしか見えないと、視野が狭くその部分のみに執着してしまい、場合によってはわがままな言動を人はしてしまう。

全体像を見て洞察力を持つということは、何事も360度から見ること。過去現在未来、空間、様々な分野の見解すべてを通して見ることではないかな。

過去の過ちを繰り返さないこと。歴史上で以前、世界で伝染病が流行った時、何を怠ってそのような状況に追い込まれたのか。その時何をしていれば助かったのか。など、歴史から学び、過去の間違いを繰り返さないこと。

自分の地域で何が起こっているか。自分の国で何が起こっているか。さらには、世界中の状況はどうなっているかを考慮して、解決するためには自分は何をしたら良いのか考えて見る。自分勝手になってはいけない。

医療、法律、政治、経済、化学、科学、教育など、すべての分野からそれぞれ協力し合って、一番良い解決策は見出せないものかと検討して見る。様々な分野はそれぞれが助け合って世界をより良くしていくもので、ただ一つが飛び抜けて良くなるためのものではない。

師匠曰く:

新型コロナウィルスは生き物。人間からは分からないかもしれないが、コロナは人を見ており、人を選ぶ。どの人間に感染するかを選ぶ。

わがまま勝手な人間界にはいいお灸かもしれない。

この教訓から、外に出れないのでブーブーいったりすることなく、少し忍耐するという事を分かったのでは。

お金をいくら払っても、文句を言ってみても、コロナは消えない。人間勝手の思い通りには、又、都合良くは、自然界はいかないのだ。

一人でも多く、自分の勝手だったと気づいてくれれば良い。そういう人が一人でも増えれば変わっていくだろう。

地球は怒りを鎮めてくれるかも。地球はもう怒っているから。人間の勝手で。人間にツケが回ってきたとしか思えない。金の力だけで、そう簡単には思い通りにはいかない。

視点を変えれば、コロナは良い機会だったかもしれない。人間が反省して変わらなければならぬ時代が来たのかも。

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