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気合いと涙と笑顔のラストマッチ ~第3種サッカー編 #43~

こんにちは。
RB(あーるびー)です。

我が息子の中学生サッカー最後の公式戦が終わりました。


どんな結末になるのかという緊張と不安、そしてちょっとした妄想を楽しんだ上で臨んだラストマッチ。


勝てばリーグ残留。
負ければ下位リーグに降格。

この週末はJリーグも最終節の試合が行われ、ネット上では昇格の笑顔、降格の涙のニュースが飛び交っていましたが、息子チームもまさに同じでリーグ最終節。


先輩たちが繋いできたこの舞台を後輩たちにも残せるかどうか。

必勝。
勝つしかない。

いや、言い方を変えれば、勝てば良い。

こんなに痺れる試合はそうそう経験出来ないはず。



いざ、緊張感満載の試合がキックオフ!


気合い

試合開始から、チーム全員のこの試合にかける想いが溢れ出た素晴らしい雰囲気。

たった1つの何気ないクリアにも、
キャプテンから「ナイス!!!!!!」
GKから「ナイス!!!!!!」
ベンチからも「ナ〜イス!!!!!!」

1プレー毎に、チーム全体のあちこちから前向きな声出しの連続。序盤から、チーム全員での一体感が前面に出た良い雰囲気。グランド全体の雰囲気で相手チームを圧倒して飲み込んでやる!という勢い。


我が息子も、ベンチからでしたがいい声出してました!前日からこの試合にかける前向きな気持ちが整いつつあったのは、息子の発言から伝わってきていましたが、試合開始直後からそれを声出しという行動に表している姿を見て、彼のこの試合への向き合い方にちょっとウルっと来てしまいました(^_^;) 成長したな〜と。


私はチームメイトのパパさん・ママさんたちとはちょっと離れた場所で観戦していたのですが、妻から聞いた話によると、息子たちの最後の勇姿を見て、もう試合中、それも前半から感極まって泣き出してしまうママさんもいたようです。

※この試合に限らずなのですが、ホームゲームではパパさんたち皆さんゴール裏からの観戦がお好みのようなのですが、私はグランド横のセンターライン付近から観戦したい派。ホームゲームにも関わらず、大抵は相手チームの保護者さんに囲まれて、アウェイ感満載で試合を観戦しています。これ、私のメンタルも相当鍛えられました(笑)


私の妻も、試合終了と同時に号泣した模様。

それくらい、観ている人に何かを感じさせる本当に良い試合・良い雰囲気だったと思います。

私自身も、試合内容にハラハラドキドキしつつも、子供たちのこの3年間積み上げてきた想いと、この1試合にかける想いが溢れる試合を目の前にして、鳥肌が立つ想いで80分間の試合を堪能させてもらいました。


笑顔

試合終了のホイッスル。

勝利!
そして残留決定!

「よっしゃー!!!!!!!!!」
「よっしゃー!!!!!!!!!」
「よっしゃー!!!!!!!!!」

あちこちから雄叫びの嵐。


試合に勝った喜びと、この試合の目標を成し遂げたという達成感。そして、残留して後輩たちに残すものができたという安堵感。子供たち、みんな本当に良い顔をしていました(^^)。


試合後は、保護者もグランド内に入って全員で写真撮影。

わいわいがやがや。

本当に良い雰囲気での写真撮影会。

子供たちも、保護者も、監督・コーチも、皆が笑顔。全員が笑顔。

途中、なかなか勝てずに皆がそれぞれの立場で辛く苦しい時期が続いたこともありましたが、最後に皆が笑顔で終われて本当に良かった…

この笑顔の場を作ってくれたのも、この日の子供たち全員の頑張りのお陰。子供たちに感謝です。


ラストマッチ

肝心の我が息子も、試合終了をベンチで迎えるかと思いきや、リードしている状況での後半残り3分で交代出場。

リードしているとはいえ、全く予断を許さない状況。

更なる緊張が走りましたが、息子の中学生サッカー最後の雄姿を確りと目に焼き付けるべく、私も改めて目を見開き直しました。


息子がDFラインの中央に入り、4バックから5バックに変更。残り時間、もうなりふり構わずで守り切って結果を求める作戦の模様w


アディショナルタイムも含めて5分くらいはありましたかね。相手の捨て身のロングボールを2本しっかりと跳ね返していました。求められた役割を果たして、そのまま無失点で試合終了。


「よっしゃー!!!!!!!!!」

試合終了と同時に、息子も、グランド中央で今まで見たことがないような雄叫びを数回。このチーム、このメンバーで3年間サッカーが出来たからこその気持ちの高ぶりだったように見えました。


帰宅後も興奮収まらずのようで、5分に1回くらいのペースで、「よっしゃー!今日勝ててマジで嬉しい!」と、何回も同じ言葉の繰り返し(笑)

この試合に臨むにあたっての彼自身の姿勢、そして、勝利を掴めたこと。更には、短い時間ではありましたが試合にも出場できたことは、彼の心に大きなものを遺してくれたに違いありません。


人生の中で二度は訪れることはないたった一度の経験、喜び、悔しさ。サッカーというチームスポーツだからこそ味わえるこれらを沢山経験できたと思います。この3年間、このチームで息子が得たもの、そのすべてが彼のこれからの人生の中で大きな財産になってくれたら嬉しいです。


気持ちがこもった試合に本当に感動させてもらいました。感謝です。


読んでいただきありがとうございました。

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