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50歳間近のスプラトゥーン3「やっとわかったクイックボムの世界」

カーボンローラーデコを使うようになってきて、やっとクイックボムの使い方がわかった。


カーボンローラーデコの熟練度がやっと★4になり、カーボンローラーデコも次第に練度が増して来たようだ。

「たどり来て未だ山麓」

棋士の升田幸三はこう言ったわけだけれど、僕はスプラのプロではないからここまでストイックにはならないまでも、日本の心を持つ人(外国人含む)ならこの言葉に共感出来るだろう。
日本文化は何事も「道」にしたがるからだ。一つのことを脇目も振らず追求することを重んじる。他人とは協調を重んじるのに、自分の内面とは協調せず一途に「道」を追求する。日本の心にはそういうギャップがあるのかもしれない。

さて、以前使っていたもみじシューターで極度の不調に陥っており、何をやっても八方塞がりで滅入っていたところ、周囲のアドバイスでローラーを持ってみて、ヴァリアブルローラーを経験して、カーボンローラーデコに至った。
そしてクイックボムの使い方をようやくわかった、ということ。


スプラトゥーン3 攻略&検証 Wikiより

クイックボムは直撃60ダメージ、カス当たりは25~35ダメージ。
スプラッシュボムやキューバンボムのように一撃では倒せないが、利点はなんと言っても「当たると即爆発」することにある。クイックボムたる名前の所以である。しかも、インク消費量が45%なので、インクタンクが90%以上あると2連投が可能。単純計算では直撃を2発当てると倒せることになる。

そういう使い方をメインにする人はあまりいないにしても、とにかく小回りが利くボムである。

そして、クイックボムが本領発揮するのがメインブキとのコンボ攻撃、いわゆる「クイックボムコンボ(クイコン)」である。
要するにクイックボムを投げて、(即キルではない)ダメージを与えた上で、(即キルではない)メイン攻撃をしてキルを狙うというもの。

「そんなことは百も承知」というスプラ上級者の方々ばかりだろうから、詳細な説明は省くけれど、僕はこれの強さをやっと理解出来た、ということだ。

スプラトゥーン3 攻略&検証 Wikiにも書いてあるが、単純な攻撃手段だけでなく、敵がいそうなところに投げて潜伏している敵に当たると「ボン!」という音がする。いわゆる索敵が出来るわけだ。
索敵、追尾までしてくれるトーピードには敵わないまでも、“とりあえずそこに敵がいる”ことを把握出来るのはありがたい。

そして、カス当たりの25~35ダメージを与えておいて、味方がキルを取りやすくする使い方もあるけれど、僕がその域まで達しているかは怪しい。

僕はこれまでクイックボムを「一撃でキルを取れないB級ボム」と思っていたわけだけれど、僕の考え方のほうがB級だったわけだ。確かにスプラッシュボムを転がして一撃でキルを取るのは爽快でスカッとする。
しかし、クイックボムの汎用性の高さは魅力的であるし、ギアパワーをつけない状態だとスプラッシュボムはインク消費量75%ということからも、クイックボムが気軽に使えるボムだということがわかる。気軽に使えるということは、使うシーンが増えるということだ。

僕の中では、決して一撃で倒すことは出来ないけれど、確実にダメージを与えることが出来る手裏剣や苦無くないのようなイメージで見ている。


苦無。Wikipediaより

そう考えると、スペシャルのウルトラショットを持っているカーボンローラーデコは、三連ロケットランチャー(陽電子衝撃砲というカッコいい表現もある)を背負った忍者…ということになる。これは恐ろしい相手である。
手裏剣や苦無で軽いダメージを与えられたところを、得物のローラーのカス当たりで叩き潰される。
こちらも例えて言うなら、トランプのブラックジャックのように、単体では何も出来ないが、組み合わることで致命的な破壊力を持たせるような感じだと思っている。

この「水風船」は相当使える。







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