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ドラフト会議で内定を獲得!5分間のスピーチで掴んだM&A業界への道

島村さん
千葉県出身。東洋大学卒業後、オフィス什器を扱う企業へ入社。デザイン事務等への営業を担当。2021年より再生可能エネルギーを取り扱う電力会社へ転職。太陽光発電システムの営業で新規開拓に従事。企業からドラフト指名を受けられる採用イベントにて、M&A業務を主軸とする成長コンサルティングファームのNEWOLD CAPITALから内定を獲得。


Right Brothersが転職の支援をさせていただいた方に、これまでのご経歴や転職活動を振り返って印象に残ったエピソードなどを伺う連載企画『Bridge』。今回は、再生可能エネルギー業界から、M&A業務を行う株式会社NEWOLD CAPITALへの転職をご決断された島村さんにお話を伺いました。



周囲をまとめる力


ー 学生時代はどのように過ごされていましたか?

小学校の時から友達の影響でサッカーを始めて、中学校では熱心な顧問の元で部活に励んでいました。高校でもサッカー部に入ったものの、指導者が不在という状況で、初めは不安に感じていました。そこで、自分達で練習メニューを考えたり、どう強くなるかを選手みんなで考えたりして行動していました。
その中で、自分はみんなが納得して同じ目標に向かえるようにリードする役割を担っていました。明確な指導者がいない中で、練習方法について後輩から不満が出たときなどは、練習の意図を丁寧に伝えて、納得感を持って練習に臨んでもらえるようにコミュニケーションを取りました。
当時から周囲の表情を読んだり、状況に応じて方向性を定めたりする経験を積んでいたのですが、これらは社会人になって様々な場面で生かせる強みになったと感じています。

ー 高校卒業後の進路を教えてください。

東洋大学に入学しました。介護福祉系の仕事に就いていた母から「相手を思いやる気持ちが強いから、福祉の仕事に向いてるんじゃないか」と言われたことで背中を押され、社会福祉学科を専攻することにしました。
入学後はアルバイト三昧の日々を過ごしていました。居酒屋でアルバイトのリーダーをしていたのですが、社員が出社しない店舗だったので、すべてアルバイトで対応しなければなりませんでした。店舗の責任者からは「島村くんの自由にやっていいよ」と言われていたので、同じ店舗でアルバイトをすることになった高校のサッカー部時代の友人3人と、日々の店舗の売上目標をどう達成するかを考え、工夫しながら取り組んでいました。アルバイトではあるものの、店舗管理の責任を感じながら働き、目標数字を追っていく貴重な経験をすることができました。

ー アルバイト以外に、なにか印象に残った出来事はありますか?

大学3年の夏に、プログラムの一環で介護施設で1ヶ月の研修があったのですが、そこで福祉の道へ進む気持ちが折れてしまう体験をしました。
介護施設に入居される方の理由は様々なのですが、入居者様やそのご家族と接していくうちに、どちらにも感情移入をしすぎてしまい、何度も胸が苦しくなる瞬間がありました。もともとは福祉の道に進む予定でしたが、研修で実際の現場を経験したことで、卒業後は別の道を考えるようになりました。

個人の営業力を強化したい


ー どちらに就職されたのでしょうか?

卒業後はオフィス什器メーカーへ入社しました。人事の方が、就活生である自分に寄り添って、面接前に1on1をして不安を取り除いてくださったことに人柄の良さを感じたんです。
入社後、営業職に就いたのですが、業界の中では知名度が高い会社だったので、商談時にネームバリューを活用することができました。自分が提案した内容が形になり、オフィスが出来上がっていく様子を見ることができたのは、嬉しかっただけでなくやりがいにも繋がりました。
しかし、自分自身の営業力で数字を上げた実感を得ることはできず、もっと個人の営業力を磨いていきたいという気持ちが芽生えるようになっていき、2年目の担当案件が終わったタイミングで転職活動を始めることにしました。

ー どのような軸で転職活動を?

まず、自分が求めているような環境はベンチャー企業にあると考えました。様々な業界を見る中で、再生可能エネルギーを取り扱う電力会社を見つけ、選考を受けることにしました。この市場は今後さらに拡大していく予測が立てられ、それに応じて新規開拓の営業活動も求められる状況だったので、この環境であれば自分の営業力を磨くことができると思い、入社することに決めました。


ー 入社後はどのような業務に携わったのでしょうか?

ハウスメーカーへ太陽光の拡販・新規開拓営業を行っていました。営業先は全国が対象だったため、各地で新規開拓営業を行っていました。他社製品を導入しているハウスメーカーへ粘り強く何度も足を運び、泥臭く営業活動を続けた結果、自社占有で契約を締結することができ、2億7千万円の売り上げを立てることができました。
ところが、自分が営業活動で試行錯誤をして、案件を獲得できたことにとてもやりがいを感じたものの、2023年10月に社内事情により所属部署がなくなることになったんです。それからは、工場を保有している企業への営業を担当することになりました。新しい部署は完全に反響営業だったため、自分からアプローチするよな営業活動はできませんでした。

ー モチベーションに影響が出そうですね。

自分のやりたいことを再度考え、転職活動を始めることにしました。
転職サイトに登録し、エージェントと面談する中で勧められたのがM&A業界でした。この時は全く業界知識がありませんでしたが、調べていくうちにRight BrothersさんのYouTubeを見つけ、偶然そのタイミングで大澤さんからスカウトメールをもらい、面談することになりました。
その後、あるM&A仲介会社の2次選考を受けるところで、大澤さんから「M&A DRAFTというイベントがあるんですが、参加してみませんか?」とお声がけいただきました。イベント自体の存在は知っていましたが、「5分間のスピーチで最大6社のM&A仲介会社から指名される可能性がある」という内容を改めて聞き、転職先の可能性が広がるいい機会だと思い参加することに決めました。

M&A DRAFTに参加してみて


ー 実際に参加してみていかがでしたか?

東京国際フォーラムで5分間のスピーチをするのですが、緊張しすぎて用意していた内容の半分以上が吹っ飛びました(笑) ただ、スピーチをしている時にNEWOLD CAPITALの方がうなずいて聞いてくれていたのが目に入り、後半はそこだけに意識を向けて訴えかけるようにスピーチをしたのを覚えています。
スピーチの翌日は、同じ会場にM&A仲介各社のブースが用意されていて、企業の方とカジュアルに話ができる機会が設けられていました。そこでNEWOLD CAPITALの方から、M&A業界でやっていきたいことについて聞かれたり、逆にこちらからの質問にも答えていただいたりしました。

ー その後、東京會舘でドラフト会議にご参加いただいたと伺っておりますが、当日の様子はいかがでしたか?

本物のドラフト会議のようで楽しいイベントでした。ここでNEWOLD CAPITALから指名され、帽子を被って記念撮影もしていただいたことは、いい思い出になっています。転職は大変なイメージがある人もいるかと思うのですが、それを払拭するような楽しいイベントだったので、声をかけていただいて感謝しています。

ー 今回の転職を振り返ってみていかがでしたか?

自分が求めていたのは、アグレッシブに営業ができることと、成果がきちんと報酬に反映されることでした。M&A業界は、この2点に魅力を感じることができたので、軸がぶれることなく転職活動を進められました。特にNEWOLD CAPITALは、トップとの距離が近く意思決定が速いベンチャー企業で、スピード感を持って業務に取り組める環境だと思ったことも入社の決め手です。入社後は新規開拓をガツガツやっていき、会社を引っ張っていけるような存在になりたいと思っています。

ー 担当の大澤の印象はいかがでしょうか?

求職者側に寄り添って、「何をやりたいか」をきちんと汲み取って提案をしてくれていたのが伝わってきたので信頼できました。1回目の転職では自己分析が甘かったと反省していますが、今回は大澤さんの力を借りて自分の将来像をクリアにイメージできたと思います。そのおかげで、転職をゴールではなく通過点として捉えて活動することができたので、うまくいったのではないかと思います。

ー 本日は貴重なお話しありがとうございました!

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