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大手SIerからM&A業界へ。父になる覚悟が後押ししたM&Aコンサルタントの道

本荘さん
千葉県習志野市出身。1994年生まれで現在30歳。早稲田大学法学部を2018年に卒業し、大手SIerでSEとして2年、営業として3年、コンサル事業部の営業として2年間経験後、2024年8月1日から日本M&Aセンターに入社予定。
 


Right Brothersが転職の支援をさせていただいた方に、これまでのご経歴や転職活動を振り返って印象に残ったエピソードなどを伺う連載企画『Bridge』。今回は日本M&Aセンターに転職を決められた本荘さんにお話を伺いました。



苦手なことから逃げずに向き合う


ー 本荘さんがどのような経験をされてきたのか、幼少期のエピソードから聞かせていただきたいです。
 
小さい頃から体が大きくてスポーツが大好きでした。両親が教育熱心で多くの習い事を経験させてくれ、幼稚園では体操、小学校時代は野球、水泳、テニス、サッカーなどをしていました。
また、小学4年生の時からは塾に通い始め、中学受験に備えました。周りの生徒よりも勉強ができたことが自信に繋がっていたように思います。
当時は父の仕事の関係で兵庫県に住んでおり、芦屋市にある私立の甲南中学に進学しました。バスケットボール部で厳しい練習に耐える日々を過ごしましたが、中学2年の時に父の転勤で千葉に戻り、地元の公立中学に転校しました。転校先でもバスケットボール部に入ったのですが、上下関係が緩く、「ここは天国か?」と思ったほどでした。その後は日本大学習志野高校に進学し、バスケットボールを続けながら勉強にも力を入れていました。
 
ー 早稲田大学での経験はいかがでしたか?
 
そもそも、実は現役で明治大学に合格していたんです。しかし、祖父と父の母校である早稲田大学に憧れを持ち続けていたため、親の許可を得て1年間の浪人をする道を選びました。予備校に通いながら早稲田大学に合格することだけを考え、早稲田大学のTシャツを着て過ごし、早稲田大学の応援歌『紺碧の空』を聞いて自分を奮い立たせながら勉強に励み、無事に合格することができました。

大学生活ではスターバックスでのアルバイトやバスケットボール、国会議員の秘書など多岐にわたる活動に参加しました。
スターバックスでは覚えなければならないことが多く、さらにお客様に喜んでいただくための高い接客スキルも求められました。最初は柔軟にコミュニケーションを取ることができず苦労しましたが、半年ほど経つと自然と体が反応するようになり、苦手を克服できた実感が得られて自信がつきました。結果的に心に余裕が生まれ、より良いサービスを提供するための工夫もできるようになりました。
 
また、QOLを上げることを目的にビジネス書や自己啓発本を読んでいて、健康でいることの大切さや、人生は一人では楽しめないことなどを学びました。特に、仕事に対する姿勢や考え方は大前研一さんの本から大きな影響を受けました。

受け身の姿勢だった新卒時代


ー 大学3年の秋冬からITやコンサルティング業界に興味を持ち始めたとのことですが、その背景について教えてください。
 
日本の生産性向上に貢献できる点に魅力を感じていました。特にコンサルティング業界は大企業に大きなインパクトを与えられることが魅力でした。また、私は新しいことが好きだったので、常に新しい技術が生まれるIT業界の企業にも興味を抱いていました。
就職活動では10社ぐらい受けた結果、第2志望である大手SIerから内定をもらうことができ、そのまま入社を決断しました。
 
ー大手SIerでのキャリアについて教えてください。
 
入社後はSEとしてスタートし、その後営業、さらにコンサル事業部の営業に異動しました。新卒時代は、誰かが答えを持っていると思っていました。誰かが判断してくれると期待し、受け身の姿勢でいました。正解を自分で作らなければならないことに気づくまでに時間がかかりましたが、コロナ禍で営業に異動し、環境を改善するためには主体的に動くことが重要であることを学びました。
 営業の基本を学び、その後、2023年4月にコンサル部門の製造業向けDXソリューション部署へ異動しました。ここは若い人が多く、勢いがある部署でした。私は「結果を出せなければ転職を考えよう」という覚悟で誰よりも成果にこだわったところ、部署内で最大規模の取引先の担当にアサインされました。お客様を課題解決に導くことができただけではなく、部署の売上にも大いに貢献でき、それが上司に評価されてリーダー職への昇進が決まりました。
 

タイミングは「今しかない」


ー 順調にキャリアを歩んでいたように思うのですが、転職を決意した理由を教えてください。
 
妻の妊娠が発覚したタイミングで、「社会のために自分をもっと成長させる環境に挑戦するなら今しかない」と思ったんです。会社の看板がなくても稼げる力を持ちたいと思い、M&A業界やコンサル、外資IT企業に興味を持ちました。
 
ー なぜRight Brothersに転職支援を依頼してくださったのでしょうか。
 
M&A業界について調べている際に、Right Brothersの高野さんの動画を見ていたのですが、たまたま高野さんから転職のスカウトメッセージが届き、転職相談をするために面談を依頼しました。
実際に高野さんと面談してみると、YouTubeでの印象通りの方でした。私がスカウトを受けた側なのに、「これからどうしたいんですか?」と聞かれたことには少し驚きましたが、高野さんからは、M&A業界の現場に関する生の情報を聞くことができました。
また、他社のエージェントは一方的に企業を紹介してくる印象があったのですが、高野さんの場合は、まず私の希望や本音を深掘りしてくれた上で、そのためのキャリアのアドバイスをしていただけました。面接対策も念入りにサポートしてくれ、その準備通りに選考に臨むことができましたし、「M&A業界を熟知している高野さんがOKと言うなら内定をもらえるはず」といった安心感がありました。

ー 日本M&Aセンターへの転職を決断された理由は何でしょうか?
 
M&Aプレーヤーとして一人前になるまでの教育体制や環境が、自分に最も合っているのが日本M&Aセンターだと思いました。情報収集をする中で、人を大切にして仕事をしている組織だという印象を受けたんです。私は一つの会社で長く働きたいと考えていたので、この会社が自分に合っていると感じました。
 
ー これから転職を考えている方へのメッセージなどはありますか?
 
今の仕事から離れてでも転職したい理由を明確にしなければ、面接に通りませんし、仮に通ったとしても入社後に活躍できないのではないかと思います。また、それまでの仕事の経験に、どう再現性を持たせて転職後に活かすことができるのかを書類や面接でしっかり説明できる状態にすることが、転職を成功させるためのポイントではないでしょうか。
私の場合は、信頼できるエージェントを見つけ、素直に従ったことが結果に繋がったのだと思います。自分一人ではこの結果を出せなかったかもしれません。

ー 最後に、新しい職場での抱負を教えてください。
 
M&A業界でトッププレイヤーを目指していきたいと思っています。これまでの経験を活かし、新たな環境で挑戦し続けたいです。

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