PR-TIMESのプレスリリースをアメリカンフットボール Xリーグ のチームが出し続けて見えてきた効果
はじめに
私は前職のパナソニックでコーポレート広報の仕事をしていました。
広報と宣伝の違いって、意外と混同されがちです。宣伝は、メディアに掲載するために「お金を払う」ものですが、プレスリリースは違います。メディア側が「この記事には価値がある」と判断し、ステークホルダーにとって有益だと感じられれば、自然とメディアに取り上げられます。
その広報活動の中で、企業・組織が行う大事な活動の1つが「プレスリリース」です。企業や団体が、新商品や新サービス、経営情報などをメディアや消費者に向けて公式に発表するための文書が、それがプレスリリースです。広報やマーケティングの一環として、ブランドの知名度を上げたり、市場での存在感を高めたりする効果があります。
プレスリリースの一番の目的は、信頼性のある情報を広く届けること。報道機関に配布され、テレビやラジオ、新聞、雑誌、ウェブサイトなどで取り上げられることで、社会的な認知が広がり、商品やサービスの魅力が伝わることや、ブランドイメージの向上が期待できます。
読み手は、メディア関係者はもちろん、一般消費者、取引先、株主など、企業を取り巻く様々なステークホルダーです。
PR-TIMESの活用
プレスリリースの発信力強化のために、利用されるのがリリース配信サービスです。国内では「PR-TIMES」が、メディア(記者)および生活者に最もよく活用されているサービスです。
アメリカンフットボールはマイナーなスポーツです。他のBリーグ、Jリーグなどと違って社会の認知度は残念ながら低いです。
さらに私が関わっている「品川CC ブルザイズ」はその2部にあたるX1Area所属。普通に行けば、メディアに掲載されるということはありません。
ですので、このPR-TIMESを活用し、認知度を高めることにしました。良い内容のプレスリリースを発信すれば、メディアが無料で転載してくれるからです。
継続は力 〜 メディア 転載数が一気に増加〜
下は21年から利用開始したPR-TIMES での発信の「件名別 PV・リリース転載数」です。(小さくてすみません・・・)
最初の掲載は2年前の5月でした
この時はPVが17、転載は0でした。その後2年間は同じような傾向が続きました。
しかし24年度に入ってから発信する案件を積極的に増やしてから、Tipping Point=潮目が変わりました。(裏ではYahooニュース!での記事を発信いただいていたので、その効果もあったかも。)
24年9月7日のX1Area開幕戦、警視庁に勝利し、連動して一気に伸長したクラウドファンディングの進捗を発信したところ、PVこそ47と少ないものの、リリース記事転載が36と初めて結果が出ました
そして9月下旬に出したリリースでは、転載が加速した効果か、PVがこれまでの10倍近くの460、転載も44を示しました。下にInfoseekへの転載事例をつけておきます
そして、現時点のピークは10月中旬の「クラウドファンディング3年連続達成」のリリースです。選手・スタッフの笑顔の写真がきっと良かったのでしょう、PVは1593、転載は47迄伸長しました!毎日新聞系のWebにも転載されました。
いまではPVは4桁を連打、転載数も50を超えるまで伸びています。
11月4日(祝) アメリカンフットボール Xリーグ 品川CCブルザイズ vs 電通キャタピラーズ 〜X1Area優勝を占う運命の決戦へ〜
そしてこの3連休、祝日の11月4日に、優勝を占う大事な一戦、対 電通キャタピラー図戦を迎えます。こちらもしっかりリリースしました。
今回は前節、警視庁イーグルス戦での迫力あるランプレーの写真をメインにしました。発信直後なので、10月31日時点で333という数値ですが、メディア転載は50を超えています。今後PVも伸びることでしょう。
当日はキッズチア、スポンサー候補の企業様・高校アメフトチーム無料招待等、各種の企画も準備しています。
ぜひ【11月4日(祝)13時30分〜 富士通スタジアム川崎】での電通キャタピラーズ戦を、ブルザイズスタンドからご声援ください!
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