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海外PR動向レポート2022年12月:48%のジャーナリストが望んでいること、世界一訪問者の多いニュースサイト、医療アラートに関する調査報告

約50%のジャーナリストが望んでいること

賢い広報担当者は、取材を受けるために媒体や記者に合わせた企画書を作成します。
BuzzSumoの調査によると、48%のジャーナリストは、広報担当者が自分の記事に関連したストーリーの提供を望んでいることが明らかになりました。BuzzSumoのルイーズ・リネハン氏は、「ジャーナリストは元祖インフルエンサーであり、多くの広報担当者がまだ彼らを理解していない」と述べています。この調査で、ジャーナリストの65%が、電子メールや電話で何度もスパムを受けることが一番の嫌いなことだと答えていることも明らかになっています。

世界一訪問者の多いニュースサイト

Press GazetteがSimilarwebのデータを使って毎月行っている米国内のニュースウェブサイトのトップ50のランキングによると、ニューヨーク・タイムズは、10月に4億7千万人以上の訪問者を記録し、9月より67%増加し、引き続き世界で最も成長が速く、最も訪問者の多いニュースサイトとなりました。
2位はCNNで4億1300万回、3位はmsn.comで約3億2200万回、4位はFox Newsで2億6400万回、5位はnews.google.comで約1億6400万回となっています。Newsweekは前年比34%減と最も落ち込みました。

医療アラートに関する調査報告

U.S. News & World Report Senior Safety and Connectedness Survey 2022

2022年9月、U.S. News & World Reportは、米国の成人1,000人を対象に、医療用アラートシステムに関連する安全性の実感について調査を実施しました。回答者の40%は高齢者向け医療通報システムを所有しており、成人の60%は高齢者向け医療通報システムを所有する親がいることがわかりました。利用者やその子供の93%が、医療通報システムを使うことで安心感を感じていると回答しています。

参照:600K Journalists Analyzed: Everything You Need To Know About Journalists & Pitching
Nonna Pia joins Nutella, Denny’s PR breakfast shirt and more
U.S. News & World Report Senior Safety and Connectedness Survey 2022

【書いた人】
大杉 春子/コミュニケーション戦略アドバイザー

民間企業・地方自治体・省庁などのパートナーとして、PR戦略の策定から広報物の制作監修まで支援。コミュニケーション戦略における「攻め」と「守り」の両軸から経営広報の施策をサポート。2020年に専門家らとともに、日本リスクコミュニケーション協会を設立し、リスク管理から危機管理広報までを網羅した、リスクコミュニケーション人材の育成を展開する。

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