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【映画感想】トランスフォーマー/ビースト覚醒

実写版トランスフォーマーシリーズ第7作目!『バンブルビー』(2018)の続編でもある最新作を観てきました!今回の映画感想はスティーヴン・ケイプル・Jr監督作の『トランスフォーマー/ビースト覚醒』です🤖
(今回から更新ペースをあげるため、短めにまとめることにしました!)


時系列的には2018年の『バンブルビー』と、2000年代に製作されたマイケル・ベイ監督のトランスフォーマーシリーズのの話なのですが、辻褄合わせが大変ながらも完成度の高い映画だったと思います!また、歴代の中でもズバ抜けてトランスフォーマーたちの顔が表情豊かに描写されていて、そこにも感動しました。だからこそ巨大な敵ユニクロンとの闘いが怖かったですね・・・誰も犠牲になってほしくないと願いながら観てました。ユニクロンが気になる方は、トランスフォーマーたちの死闘を描いた長編アニメ『トランスフォーマー ザ・ムービー』(1986)をぜひご覧ください!(大作ですが、私はトラウマです・・・)

個人的に今作で「特にここがよかったな~」と思ったところは、ミラージュとノアのバディでした。前作ではビートルから変形するバンブルビーと18歳の女の子チャーリーの友情を描いたキュートで切ない物語でした。トランスフォーマーと言えば派手な戦いやカーチェイスが醍醐味ですが、やっぱり私は「人間とのドラマが見たい!」と思っていたので、そこが期待以上に見ることができて満足です。とにかくポルシェから変形するミラージュと青年ノアの熱い絆がめっちゃかっこいいです!

ミラージュはG1TFだとリジェと呼ばれているのですが、アニメをそのまま実写に落とし込めたような外見が魅力的でしたね。他にも愛嬌たっぷりなバンブルビーやワーゲンバスから変身するスペイン訛りなホイルジャック、口の悪いピリピリしたオプティマスプライムなど、昔のアニメを振り返っているようで愛おしかったです。敵のスカージもいい味出しててよかったですね。今回初登場したビーストたちに関しては、もう少し出番があってもいいんじゃないか!?と思えるくらい少ない登場でした。登場キャラクターが増えれば増えるほど出番が少なくなるので、そこがネックですね。

変形アクションもとてもスタイリッシュで、ラストにかけてのバトルもハラハラしながら観ることができました!子供も大人も楽しめる映画です。
ただ、マイケル・ベイ監督作と比べるとちょっと物足りず・・・欲張りですがもう少しトランスフォーマーやビーストたちの戦いが観たいと思いました。ストーリーも地球滅亡の危機のわりに急展開なので、あらかじめトランスフォーマーの知識がないと置いてけぼりになりそうです。サッサと話が進む感じもG1TFらしくてすきですけどね👍
本作の監督を勤めたのはスティーブン・ケイプル・Jr監督なのですが、実はすでに続編も手がける方向で交渉されていることがわかっております。青年ノアの役を務めたアンソニー・ラモスの続投も期待されており、私自身も彼にはまた登場してもらいたいなと思っております。

らゆらゆ

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