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【漫画の流行戦略】

ただ漫画を描けば売れるわけではない。
時代にもよるが、流行る漫画は如何にして流行ったか
その中で素人が真似できるメソッドは何なのか調べることにした。

真似は絶対王者&インフルエンサーに向けた数字戦略

オリジナルが流行り辛くて、二次創作が話題になりやすいのは
真似の部分が共通している

元々人気で数字がついているコンテンツを真似るのは、数字が取れやすい
しかも、人気は確証されているので、自分の作った作品を見てもらえるチャンス
キャラデザや色彩設定等は、一から考える必要がないので楽勝
自分の絵が伸びない場合でも、そのキャラが好きな人をひたすらフォローしまくって繋り続ければ、自分の絵は確実に伸びる
つまり、真似は大前提である。

https://www.youtube.com/watch?v=D6DVTLvOupE


有名なキャベツが丸い作画


アニメ、「日常」のワンシーン(推測)


強風オールバック作者の過去作品

まずは強風オールバックの作者を見て欲しい
伸びた動画には、既に有名になったネットミームが取り入れている

つまり、皆が知っているものを取り入れることで、伸びるわけだ。

この作者の他の動画のMVを調べてみたところ、ネットミームらしきものは見当たらなかったことを考えると、やはり「真似る」の効果は偉大だ。


かなたんのエ〇ゲ配信の一部


白上フブキさん

次に、インフルエンサーを利用した数字戦略

普段かなたんはエ〇ゲなんて配信しません。
つまり、この配信はステルスマーケティング的なものもあったかもしれません。
このエ〇ゲはオリジナル作品で売っていましたが、キャラクターのデザインを見ると明らかに白上フブキさんのオマージュであることが分かります。

その証拠に、これらがキャラの特徴として類似しています。
・髪の毛の色とスタイル(白髪ロング)
・胸の青いリボン
・目の色
・白い服の下に黒いインナー?
・へそ出しコーデ
・白と黒と水色の色彩構成(メイン:サブ:アクセントの割合)

つまり、一見オリジナルのように見えるキャラクターでも視聴者が
「あっ、白上フブキに似てね?」といわれるキャラクターをあえて作っているわけです。

白上フブキさんはYouTubeで211万人の登録者がいるわけですから
YouTubeで言えば、211万人知ってる人がいるわけです。

中には「あっ、これパクリじゃね?ふざけんな」なんて人もいますが
良くも悪くも、インプレッションがつきます。
こうして伸びていくわけです。

しかも、かなたんが配信で取り扱ったわけで
この時10000人近くの人がこのゲームを見てたわけです。
この作品のホロライブに向けたオマージュ(数字戦略)は成功したわけですね。

このCUBEというサークルは、過去にもラブライブのキャラクターをモチーフにしたエ〇ゲがあり、それが売れていることを考えると数字を持っている人のオマージュは、めちゃくちゃ伸びることが容易に推測できます。

さらに、ホロライブは切り抜き文化があるので、エ〇ゲを配信しているかなたんは数字が取れるわけですから、切り抜きによって更に広がるわけです。

漫画を作るなら、ホロライブのあるキャラクターをオマージュするのもありかもしれませんね。(笑)

二次創作の著作権問題・類似性について


真似るというのも限度がある

https://www.youtube.com/watch?v=6LLdHW7a8FQ

どこまで類似していればアウトなのかは
裁判で争う論点にもよるが、追及すれば確実にアウトな絵も、無罪になっているわけです。

とはいえ、文字や記号は商標登録されている場合もあるので、真似する場合は十分に調べないといけません。

依拠性(既存の画像を参考に)作ったかどうかで問題になります。
明らかにキャラクターの状況が似ているため、参考資料にフブちゃんの初期衣装を使ったことでしょう。←争点となるpoint
CUBEのキャラクターもフブちゃんが訴えれば多分摘発される。

https://kigyobengo.com/media/useful/203.html

裁判事例を交えて、絵の著作権問題について解説してくれているサイトがあったので、確認用においておく。

このサイトを調べた結果、絵の著作権問題で有罪になった例は、裁判官が色で判断していることがわかる。

つまり、キャラクターを参考に作ったとして、色を別のものにすればオリジナルキャラとして、キャラクターの特徴性として新たに認められる可能性がある。

また、そのキャラがパクられとして、色彩構成が一致していれば訴えてお金をとることもできるっぽい。

オリジナルキャラと二次創作キャラの線引き

次にオリジナルと二次創作キャラについて、線引きを調べてみた
どこまで類似していれば、オリジナルはオリジナルじゃなくなるのか

この問題の解決として、類似性率は50%くらいあると二次創作?
明確な線引きが無い

参考資料無しが100%オリジナル
参考資料あり→50%未満でオリジナル50以上は二次創作的な曖昧な線引きとなった。

参考資料を使ったか使わないかで、オリジナル性がほぼ0or100になる
この記事によれば、参考資料があると、キャラクターの特徴や配色をそのまま描ける

逆に言えば、見ないで描いたら、似るはずが無いという見解だ。
つまり、絵を描く為にキャラクターとして参考資料を使った場合
少なくとも、オリジナルとは言えないらしい

何度も二次創作と一時創作について線引きを探したが明確な線引きが無かった。

資料を参考にしたからといって、全く資料と別の絵ができることもあるし
その人の絵柄によって構成されれば、オリジナルと認められる可能性がある。

結局、明確な線引きが無いので、複数人(他人)が見て「●●のパクリじゃね?」といわれるラインが50%だとして、パクりという基準が増えた

まとめると
類似性0%→オリジナル
類似性50%→パクリ(参考資料あり、複数人からパクリといわれる)
類似性100%→二次創作(キャラクターが持つ特徴とほぼ一致する)

類似性を決める、キャラクターの特徴とは

ふ~ん
この記事によれば、一見「パクリだろ」と思ったものでも裁判では
類似性が認められない場合があるそう。
裁判で鑑定する類似性の判断項目はかなり細かく多いらしい。

類似してしまうキャラクターの特徴
・色(配色)
・髪型
・目
・輪郭
・頭身
・服装
・持ち物
・背景
・構図やポーズ
・武器や装飾
・そのキャラクターだとわかるオリジナル要素
例:ブルーアーカイブだと頭の輪っかとか、ドラゴンボールだと特徴的な絵柄(顔は特に)

裁判の例と、今まで紹介した記事からするとやはり色(配色)は類似性の判断基準として大きい割合を示されるみたい。

形や構図は似通っていても、色違いでワンちゃん免れる可能性
オリジナルを作る場合は色被りだけは避けよう。

漫画を流行らす為のアイデア

ここまでの調査をもとに、漫画を流行らすアイデアをいくつか出す

真似を極限に活用するやり方
①少年誌や単行本でまだアニメ化していない作品及び、単行本で人気の作品を探す
②その作品のストーリー構成とその作品をオマージュしたキャラクターをつくる
③様々なネットミームや話題のネタを取り入れてSNSに投稿する
④積極的に、参考にした単行本やキャラクターが好きそうなアカウントをひたすらフォロー&アンフォローを繰り返す

仕組みと解説

キャラクターを誰かにオマージュすることで
誰かが必ず反応してくれる

似せるキャラクターが好きな人の数が大きければ大きいほど
自分のキャラクターのインプレッション数があがる

オマージュを利用することで、キャラクターを知らない人が
オマージュを介することでキャラクターを好きになる可能性がある

この時、参考資料を複数混ぜることで、類似性を分散させることができる

参考にする単行本と近い作品のキャラクターをミックスしてキャラクターを作ると類似性が50%以下になりやすい

もし、自分でキャラクターを作成できなければ、参考作品をi2iしてキャラクターを生成するのもあり(参考資料程度)

ネットミームが分かりづらい人は、ニュースを混ぜていくと良いかもしれない
例えば、R18系漫画は、性器部分に修正しなければいけない
そして修正は年々厳しくなっている
気が利いた修正方法を考えて取り入れるとか、そういうのをすると伸びるかも
実際、Tolaveるは、修正の限界に挑戦した作品だったようだ

他にも、BL漫画の規制だったり、フェミニストが騒いでいる漫画界ならではの問題がある

それを追求しつつ、自分の作品に取り入れると良いかも

明日は、キャラデザ、漫画構成を真似した作品を作ろうと思う。








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