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【無料配布】BIを丁寧に解説する為のコピペ。

自分の過去記事の一部を引用。元記事ではソース付きで紹介。


ベーシックインカムのメリットは何か?

貧困を解決する

ベーシックインカムが必要となった背景でも触れましたが、「全ての人に無条件で収入を支給する」ため、生活保護を受けられない層への対策が可能であり、申請などの手間も不要になります。

また、成人だけでなく子供にも支給されることから、子供が多いほど世帯収入が増えることになり、その結果、少子化に歯止めがかかることが期待されています。 

労働意欲の向上

ベーシックインカムは、生活保護のように「一定の収入があると打ち切られる」、ということがないため、働いて得た収入はベーシックインカムに上乗せされることになります。

つまり働いて収入が増えれば、それだけ自由に使えるお金が増えることになり、これによる労働意欲の向上が期待されているほか、上述の理由で働いていない生活保護受給者が労働市場に参加することにもつながり、労働者不足の解消も期待されています。 

労働環境の改善

ベーシックインカムによって生活に必要な最低限の収入が得られるため、「待遇面での不満がありながらも生活のために無理に働く」、という必要がなくなります。

これはワークシェアリングを含んだ柔軟な働き方や待遇面で、企業がなんらかの対応をしなければならないことも意味し、労働環境の改善が期待されるほか、同様の理由から、劣悪な待遇で労働者を酷使するブラック企業なども淘汰されるのではないか、といわれています。 

ベーシックインカムのデメリットとは何か?

個人への責任負担が増大

ベーシックインカムでは、支給に際しての資格や条件が一切存在せず、得た収入の使い道は完全に支給を受けた個人に委ねられます。

これは個人の資質によって大きく変わってきますが、ベーシックインカムを将来に向けた貯蓄や投資に充てる人もいれば、今を楽しむために使い切ってしまう、もしくは借金を重ねてしまう人もいるかもしれません。

このように借金によって生活苦に陥ってしまった場合でも、もはやセーフティネットは存在せず、この意味で個人への責任負担は大きくなると考えられています。 

労働意欲の低下
ベーシックインカムのメリットと表裏一体となりますが、労働意欲の低下が問題になる可能性が指摘されています。

最低限の生活が保障されるベーシックインカムでは、待遇面に不満を抱えながら仕事をする必要がないばかりか、誰もがやりたがらない過酷な労働を収入のために行う必要もありません。
そればかりか、労働自体を拒否する人も出てくるかもしれません。

このような状況が労働人口の低下を招き、必要な公共事業の実施すらままならない、という事態に陥ってしまう可能性もあります。

もっとラフに解説したコピペはこちら。


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