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若手2人、2ヶ月間で創りきった wevox values card online の開発秘話

リリースから今まで数多くのユーザーの皆様に遊んでいただいた、「自分と相手の価値観がわかる」と評判の wevox values card 。大変強いご要望をいただき、遂に 2020/6/18 にオンラインでも遊ぶことができるようになりました🎉

今回は開発の裏話を、開発者であるガッキーとヒデトにインタビューしたので、赤裸々にお伝えしたいと思います。

ガッキー(写真中央):新垣圭悟。2017年4月株式会社Donutsに新卒入社、営業に従事。2018年にアトラエに未経験ながらもデザイナーとして中途入社。以降、wevoxのデザイナーとして活躍。

ヒデト(写真右):岩澤英登。2020年4月新卒入社のエンジニア。2019年10月から内定者インターンとしてアトラエにジョイン。内定者時代はwevoxのエンジニア。入社後はyentaのエンジニアとして活躍。

そもそも wevox values card online って何?ということは以下のnoteをぜひご覧ください。

開発のきっかけ:自分以外の誰かが創るのが嫌だった

加賀:そもそも、なぜ wevox values card online を創ることになったの?

ヒデト:僕が内定者インターンとして wevox にジョイン直後、 React っていう開発言語の勉強のために、当時 wevox で反響のあった wevox values card を web でもできるように開発したんです。当時は世の中にリリースするなんて一切考えていなくて、単なる自分の勉強が目的だったのでデザインは一切入れず、動くものだけ創りました。

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その約半年後、コロナにより「オンライン版の wevox values card がほしい!」というお声を非常に多くいただいたんですね。

また、社外の方から「アトラエさんと一緒にオンライン版の wevox values card をつくってリリースしたいです」とお声をいただいていることを耳にしました。

それを聞いた僕は、自分以外の誰かがオンライン版の wevox values card を創るのは嫌だなと思ったんですよね。もともと僕が創り始めたサービスだったし、「俺が創りたい」って先輩に言いました。

ガッキー:最初はハッカソン的なノリで始まったんです(笑)。 wevox のプロジェクトリーダーの森山さんとヒデトと僕の3人で、コロナで何かできないかって話していたときに、オンライン版の wevox values card の開発の話題が出て。

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ユーザーさんからも物凄く熱烈な要望をいただいていたので「じゃ、創るか!1週間で!」という感じで決まりました。

開発開始:1週間で創るなんて無理ゲー😂

加賀:それで、1週間でできたの?

ガッキー:最初は当然その勢いで開発に着手しましたが、とてもじゃないですが創れませんでした。

役割分担は、森山さんがざっくりとした仕様を決め、森山さんとヒデトで開発し、僕がデザイン。

当初、森山さんの仕様書通りにプロトタイプを創ってみたものの、ゲームとして楽しむにはまだまだ仕様が足りておらず、裾野を広げてプロトタイプを創ってチームで議論していきました。

ヒデト:僕は Go の言語を使ってみたかったので、サーバーサイドを担当しました。ガッキーさんと話をする中で、開発しなければならない範囲がどんどん広くなりましたが、なんとかやりきりました(笑)。

一方、フロントエンドを担当していた森山さんは、本業の業務で手一杯だったので wevox values card の開発にはなかなか手をつけられない状況でした。

森山さんが忙しいタイミングからこそ、自分の踏ん張り所だと思い、結局サーバーサイドだけじゃなくフロントエンドも僕が全部開発することにしました。

辛い日々:体力的にも、精神的も、結構キツかった

加賀:開発中、辛いことあった?

ヒデト:辛いことだらけでしたよ(笑)。僕は今回初めてゲームを創ったんですが、とにかくタスクが多すぎました。

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また、 wevox values card online 開発中の僕は yenta という事業部に配属されていたので、日中は yenta のエンジニアとして、異動したばかりで慣れないサービスの開発をキャッチアップし、それ以外の時間を使って wevox values card online を開発していました。

さらに、「1週間で創る!」と wevox メンバーに伝えていたため、「いつリリースされるの?」「まだ?お客さんが待ってくれてるよ!」というメンバーからの期待を日々ヒシヒシと感じていました。

そして、やっぱり創るからには良いものを創りたいという僕の気持ち。体力的にも、精神的も、結構キツかったです。

限界寸前の時に「俺、なんでここまでしんどい思いをして wevox values card online を創ってるんだっけ?」って考えてみたんですよね。

そのときに「俺、学生時代から、自分で創ったサービスを実際にお客さんに使ってもらって価値を届けたいって思ってたんだよな」と思い出しました。そして、自分以外の誰かに wevox values card online を創られるのが嫌だったとも。

そこで立て直しました(笑)。

ガッキー:1週間で創ると宣言したからには周りからの期待は高まるし、それを全然達成できない自分にも嫌になるし、良いものを創るために考えれば考えるほど先が見えない戦いになっていくし、、本当に大変でした。

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僕自身、ゼロからサービスを設計、開発する経験は過去ないし、ゲームを創ったこともなく、初めて尽くしでかなり苦戦しました。

ただやっぱり、カード版の wevox values card の素晴らしさを信じていたからこそ、オンラインでその体験が損なわれることはナンセンスだし、やるならカード版よりも良いものにしたい!と思っていましたね。

僕も本業がそれなりのボリュームだった為、なかなか日中に時間を捻出できず、日中以外の時間を使って一心不乱に創っていました。

その結果、元々の仕様から風呂敷を広げすぎて、ヒデトにだいぶ負担かけちゃいましたね(笑)

遂にリリース:自分の分身が世に解き放たれた

加賀:満を持してのリリース。どんなことを感じたの?

ヒデト:ポジティブな反応が純粋に嬉しかったです。


また、実際に wevox values card online をプレイしているYouTubeの生配信を見たときに、不思議な気持ちになりました。

wevox values card online は、自分の子供というか、ほぼ自分というか、分身なので、指摘されたら自分が指摘された感覚になりますね。

学生から思い描いていた「自分で創ったサービスを実際にお客さんに使ってもらって価値を届けたい」ってことが実現するというのは、こんな感じなんだな〜と、感慨深いです。

一定の達成感はありますが、今は、チェックポイントの1つって感じです。

ガッキー:僕もヒデトと一緒で、純粋にnoteやTwitterでの反応は嬉しかったです。

ようやく息子をお披露目できた嬉しさはありますが、ただそれは一瞬だけで、今ようやくスタートラインに立てたな、という感覚です。

今後の展望:気付いたら人間関係が今よりも良くなっていた!という瞬間を創りたい

加賀:今回のリリースを経て、今後どうしたい?

ヒデト:まずは wevox values card online について。直近では1万人のユーザーに使ってもらいたいです。

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背景は、 wevox values card online は誰でも無料でプレイできるゲームなので、売上という面では会社や事業には貢献していないのが現状です。

やっぱりこの wevox values card online を通して、アトラエのファンを増やしていきたいんですよね。アトラエのビジョンである「世界中の人々を魅了する会社を創る」ことや、 wevox のビジョンである「We are the team. とチーム全員が言える組織を増やす」こと、アトラエの仲間集めである採用に、貢献するイメージ。

そして、エンジニアとしては、未だ世に無い価値を生み出したいです。今回は、カード版の wevox values card がそもそも存在していて、それを元に web 版を創りました。

それはそれで、物凄くいい経験をしたし、もっと価値のあるものに成長させていきたいですが、ユーザーのターゲット選定からシステムの設計・開発ができるようになりたいです。

また、今回のリリースに際して、色々な先輩エンジニアに助けてもらったんですよね。先輩のように、僕も誰かを助けたいし、頼られたいし、1人でできる範囲を広げていきたい、そんな風に思います。

ガッキー:僕は、人と人との関係性をよくできるサービスとしてもっと磨いていきたいですね。

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僕たちの事業である、「エンゲージメント解析ツール wevox(ウィボックス)」を運営していて思うのが、組織を変えることはそんなに簡単じゃないということ。

そして何よりも対話や相互理解のようなことがすごく大事。組織課題のほとんどは人と人の誤解から起こるのだと気づかされます。

だからこそ、人と人の関係が今よりも良好になる機会を wevox values card で生み出したいです。

加えて、ゲーム感覚で相手のことや自分のことを知ることができるからこそ、もっとカジュアルに、大切な友達や恋人、家族と一緒に楽しみながら、気付いたら人と人の関係が今よりも良好になる機会を創ることができたら最高だなーと思っています。

結果的に世界中を魅了する会社に近いていくので、尚更やりきりたいです。

インタビューを終えて:二人がめちゃくちゃカッコいいし誇らしい

カード版が既に存在していたとはいえ、アトラエとして世の中に出せるレベルのゲームを2ヶ月間というとんでもなく短期間で創りきったガッキーとヒデト。

ちなみに、アトラエCTOの岡はこんなツイートをしていました。

ここには書ききれない、たくさんの苦難があったんじゃないかなと思います。Slack上でも、オフィスで会ったときも、体力的にも精神的にも限界ギリギリだけど楽しそうに創っている二人を横目で見てました。

この二人の強いコミットを見て、アトラエの先輩エンジニアも、刺激をもらったんじゃないかなと、勝手に思っています。

誰かに指示されやらされるのではなく、純粋無垢な「創りたい」という意思や熱量はとんでもないパワーがあること、またそれがアトラエの文化として根付いていくことが素晴らしい。二人、本当にお疲れ様でした!そして、さらなる飛躍を楽しみにしてます。

最後に、開発中のやりとりを少しだけ公開します🙆

愛嬌のあるキャラクターを次々つくるだけでなく、ちゃっかり開発者であるヒデトもつくってくれたガッキー。さすがデザイナー。そして優しい。

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社内でテストプレイをしたアトラエメンバーからもらった大量のフィードバックコメントと格闘するヒデト。(ちなみにこのあと50行くらい続いてます😳)

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社内でのテストプレイ後に、森山さんが wevox メンバーに共有した内容。

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以下、おまけです。


アトラエは新卒・中途積極採用中👏

ガッキーのnoteはこちら。

アトラエについて知りたい人はこちら。

創業代表が会社について紹介した動画はこちら。
※前半10分説明、後半10分質疑応答

採用情報についてはこちら(新卒・中途)。

新卒エントリーはこちら。

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コメント (2)
配信当日はありがとうございました。

そんな短期間での開発だったのですね! β版とかがついていなかったので、かなりの工数と工期を使って作られたのかと思っていました。

その後、弊社のスクラムチームでも活用させてもらい、wevoxの振り返りイベントの当日にオンライン飲み会で数回プレイさせていただきました。

>気付いたら人間関係が今よりも良くなっていた!という瞬間を創りたい

結果的に何回やってもプレイしたチームとの相互理解が深まることが実感できている素敵なプロダクトだとチームから声が上がってますし、他チームにもおすすめしたいと思います。

この記事のような背景をあまり理解していない現場では細かいタッチポイントや操作性の煩わしさなど「細かい部分」にフィードバックが集まりやすいですが、プレイを通して得られる成果は現物のカード型でできることは十分に備わっていて、さらにオンラインでより拡張されていると感じています。

企画・開発に関わった皆さん本当にお疲れさまです。今後のカイゼンや、データの活用の展望楽しみにしております。

長々失礼しました。

河西さん、ご丁寧に心温まるメッセージを頂きありがとうございます。このサービスを創るにあたり、私は特別なことはしていないですが、もともと3年間wevoxチームに所属していた身なので、他のチームにもおすすめしたいと思っていただけることがとても嬉しいです。この二人なら今後も改善してくれると信じているので私も楽しみです。引き続きよろしくお願いいたします!
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