見出し画像

【レイド株式会社】社名の由来

2018年5月8日、人材サービス会社として産声をあげたレイド株式会社が、早くも創業1周年を迎えようとしています。

34歳にして右も左もわからず、進める方に突き進んだ第1期。お仕事をさせていただいているクライアント様をはじめ、お仕事の相談に乗ってくださる方、経営のアドバイスをくださる方、「いいね」を押して応援してくださる方など、いろいろな形でたくさんの方に支えられて生きていることを実感する一年でした。

第1期は主軸の採用代行業務や新規事業の計画もしつつ、改めてレイド株式会社の存在価値について熟慮する一年でもありました。次々と新しい企業、サービス、働き方、スーパースターが台頭し、社会に意見をぶつけていく一方で、レイドはどんな存在価値を提供していくのか。その答えはまだ出せていませんが、創業の頃に抱き、社名に託した気持ちは未だに変わっていないため、改めて社名とそこに託している自身の思いについてまとめておきます。

由来1: raise your hand

メンバーみなが「挙手して価値を生み出していく会社にしたい」という思いを込め、「raise your hand」を縮めて「rayd(レイド)」という綴りの社名を思いつきました。

めまぐるしい技術革新が進む現代そしてこれからの働き方としては、仕事を待つ姿勢ではいっそう価値を生み出しにくくなっていくと考えています。そこでレイドは、「メンバー各々が自ら発信していくことで自分たちの価値と存在意義を作り出していく場」としての組織を目指したいと考えています。提供する価値ではなく、構成要員にフォーカスをした社名です。

由来2: レゾンデートル(raison d’etre)

「人生の価値は、その人の行動次第で変わるもの」と考えており、フランスの哲学者サルトルの「実存主義(レゾンデートル,raison d’etre)」がまさに自分の考えに合致しました。綴りは違いますが「raison d’etre」も縮めると「raid(レイド)」になります。

実存が本質に先立つとは、この場合何を意味するのか。それは、人間はまず先に実存し、世界内で出会われ、世界内に不意に姿をあらわし、そのあとで定義されるものだということを意味するのである。(中略)人間はあとになってはじめて人間になるのであり、人間はみずからがつくったところのものになるのである。このように、人間の本性は存在しない。その本性を考える神が存在しないからである。
(NHK100分de名著 サルトル 実存主義とは何か』より)

『実存主義とは何か』とは何か(NHKテキスト)
↑こちらを読んでいただくとわかりやすいかもしれません。

由来3: レイドバトル

オンラインゲームで強敵に対し複数人で挑むバトル形式を「レイドバトル(Raid Battles)」と言います。課題(強敵)に対してみんなで挑む会社組織に似たものを感じ、これも綴りは違いますが「raid(レイド)」です。おそらく「レイド」と聞くと、この意味を想起する方が多いのではないでしょうか。

最初由来1が思い浮かび、他の社名候補も検討している中で2,3に出会い、「レイド」を裏付ける形となったため、この社名の決定に至りました。

レイドは、自分との対話によりたどり着いた社名です。社名を体現できるように令和時代も邁進していきますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?