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ベンゾジアゼピンの減薬方法_18_減薬の過程_03_レンドルミンの1回あたりの減薬量を0.30mlまで増量してから断薬するまでの期間

(この記事の内容は、私の個人的な減薬の経過になります。最適な減薬方法や期間はお一人お一人異なるものですので、ご自身の減薬について考えるための参考としてご覧いただけましたら幸いです。)

レンドルミンの減薬量がはじめて1回あたり0.30mlになった時は、0.30ml×5日+0.05ml×5日というサイクルでした。

Day1 -0.30ml/100ml
Day2  〃
Day3  〃
Day4  〃
Day5  〃
Day6 -0.05ml
Day7   〃
Day8   〃
Day9   〃
Day10   〃

この後、歯科治療に通っていて体調を崩した時期があり、その間はステイ~0.10ml/回未満の減薬量で推移しました。
その後、再びゆっくりスピードアップし、数か月かけて0.30ml/回まで増量しました。
この増量の過程で、ステイや0.10ml未満の減薬の日が無くなっていきました。

毎日0.30mlずつ減薬する時期もあったので最大のスピードは0.30ml/日ですが、ステイを挟まずに連日0.30mlの減薬は少し早すぎるのではという感覚があったので、毎日0.30mlではなく、0.20~0.30mlの間でその日その日の感覚に合わせて変化させるような減薬の仕方に最終的に落ち着きました。
例えば、0.20ml減薬する日と0.30ml減薬する日を1日ずつ繰り返すような減薬の仕方になりました。

詳しく実際のところを書くならば、1回あたり0.36ml程度まで減薬量を増やした日があるのですが、0.05ml程度の減薬の期間を挟んでいた時期だったり、0.36mlの翌日は0.20mlに近い値に落としたりしていたので、1日当たりに換算すると、やはり最大の減薬スピードは約0.30ml/日でした。

もっとスピードを上げることを試みても良かったのかもしれませんが、私の場合、一度は0.1%/日の減薬で強い離脱症状が出た体で、減薬中もほとんど寝たきりに近い体調でしたので、私よりもずっと体調の良い人たちが行っているような減薬スピードに本当に耐えられるのかという疑問がありました。
急いで減らしすぎてしまうことで離脱症状が悪化し、元の量あるいはそれ以上の量の薬を飲まなくてはいけなくなる可能性があること、また、強い離脱症状が出ると、私の場合には元の体調に再び戻ることが無いという特徴もあるため、離脱症状が悪化するリスクよりも多少ゆっくりと減薬することを選択しようと思いました。
また、当初0.01ml/回の減薬を始めた頃に比較すれば何十倍ものスピードになり、断薬まで100年単位で時間がかかる予定だったものが、寿命より短い期間に短縮できるかもしれないという希望が見えてきたことを考えると、0.30ml/日でもありがた過ぎるほどの高速にも感じられました。

ここから最後まで0.20~0.30ml/日の減薬をレンドルミンの断薬まで継続しました。
レンドルミンを断薬したのは、マイクロピペットによる減薬を開始してから2年半後でした。

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