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300mスプリントで得られたもの。

3年前くらいまで、頻繁にやっていた300mスプリントの、あるメニュー。今のところ、月曜、水曜、金曜のように、1日おきでやってる。では、メニュー紹介。

走るのと、休憩を決まった時間内に行う。例えば、1本を90秒サークルとする。走るのにかかった時間が60秒だとすると、休憩に使うのは30秒ってこと。だから、途中で手を抜いて走って、70秒かかってしまったら、20秒しか休めない。

トータルで観ると、「とっとと走り抜けて、休憩に時間を回したくなる」思考がつくので、心肺能力、回復力をアップさせるのに打ってつけだ。しかも、タイムは事前に自分のコンディションや走力に合わせて設定できるので、漸進的にレベルアップさせることができるのが強みだ。

ちなみに、今のオレは久々にこのプログラムを再開したことにより、走りに55〜60秒ほどかかっている。なので、休憩は30〜35秒といった感じ。8本が限界だった。しかし、疲労度を感じるのが少しずつ減ってきてはいるので、タイムや本数もこれから伸びていくものと確信している。

…ハードで死にそうになるし、弱音が出てくることばかりだが、やり切ると達成感、そして以下の効果を得られるので、やめられない!

1. ちょっとやそっとでは全く疲れない心肺能力

「友達と、軽く卓球」とか、「少しハードにやるテニス」くらいでは、全くと言っていいほど、疲れを感じなくなる。ガチの競技をやる場合でも、スタミナ切れに悩まされることは、まず無くなる。逆に、フットワークを誇示したくなるに違いない。というか、オレは、無自覚にしていると思う笑。

2. 全身の凄まじい筋力、筋持久力

ダッシュは全身運動で、もちろん全身の筋力をアップさせてくれる。特に、下半身…大臀筋、ハムストリングス、ふくらはぎ、足裏など、競技におけるフットワークに欠かせない部位の筋力を桁違いに増強してくれる!

テーマ1で「スポーツでも全く疲れない」と述べたが、確実に筋力アップの面でも貢献している。特に、テニスでフットワークする時、どれだけコートを走り回っても、足腰の筋肉が疲労してフォームが崩れることが無くなっているのを感じる。また、地面を軽く蹴っただけでも推進力を得られるため、足裏が痛くなることがほとんどなくなった。ムダな力を使うことが激減するのだ。

自分のイメージした動作の再現性が増すことが、最も大きな効果だ。スポーツの基本は、足腰の筋肉。この下地を構築してくれるのが、300mダッシュだ。

3. 死の淵から蘇った経験による、冷静沈着さ

極限まで追い込まれるトレーニングなので、非常にメンタルが強くなる。そのため、大概の問題やトラブルでは動じなくなってくる。「あれだけハードなメニューを耐えた」という自信が、無意識のうちに根づいてくるのだ。

実際に、仕事をしていて、イレギュラーな事態が数多く起こっても、自然と優先順位の高いものから高速で片付けることが容易にできている時期って、300mをガチでやっている期間と重なることがほとんど。全身の血流が非常に良くなる分、脳の回転速度も爆発的に増しているのだろう。

◼️まとめ

: 300mスプリントで、「走りと休憩を90秒で行う」など、秒数を設定すると、負荷を効果的にかけられる

: 300mスプリントで、心肺能力、筋力、筋持久力、フットワーク、鋼のメンタルが手に入る

◾️Rayのコメント

自重筋トレのバイブル、プリズナートレーニングでの2種目を2セットずつやってから300mを駆け抜けてるんだが、ホントに地獄のサバイバルだ。特に、プルアップの日は上半身をいじめ抜いた後で、下半身に極限なワークを課しているので、翌日は確実に全身筋肉痛になる。しかし、やり切った感と、確かな効果を忘れられないので、これからも欠かさずやっていく。真の強さを得るために。


◾️終わりに


本記事を読んで、「ためになった」とか「もっと情報が欲しい!」と思った人は、TwitterアカウントのRay@プリズナートレーニングもチェックしてみてくれ!オレの普段のトレーニングの様子や、筋トレの有益な情報がわかる。


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