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テストステロンの境地を超えた筋トレの精神とは?

こんにちは。オレはRay。筋トレを15年、プリズナートレーニングという自重筋トレを3年ほどやっている修行僧みたいなヤツだ。

■本記事のネタツイート


今回は、「筋トレでテンション爆上げ!」とか、「テストステロンでモテる!」みたいな、表面的な効果とか欲望を超越したメンタルについて、ガツガツ語っていこうと思う。

1. 筋トレ自体の効果を感じているレベルでは、まだまだ

よく、Twitterの筋トレアカのツイートを見ていると、「鍛えた後は、気分がアガる!」という感じの内容を目にする。たしかに、トレ後はいい気分になるが、「よっしゃああああ!」となるほどのものでもない。

ここは個人差があるかもしれないが、ある程度トレーニングに熟達している人から見て、「言うほど気分ってアガるか?」とつい思ってしまう表現をしている人は、単なるパフォーマンスとして言っているのか、それともワークアウト自体に慣れてないから、興奮作用が強いかの、どちらかだと思う。

確実に言えることは、鍛えることが習慣化している人は、そこまで「筋トレで気分が熱くなる!」と感じることはさほどないってことだ。せいぜい、気分がスッキリするくらい。

てか、そもそも、鍛える内容に普段から着目しているため、気分がどうとかよりも、筋力向上の進捗とか、動作が前週よりも厳格に正確にできたかに目が行くので、理性的に捉えるものではないか?そこに気分的な熱さがあり過ぎれば、冷静な洞察などできない。

トレーニングは、完全な気分的な熱血でやるものでなく、理性によって制御された動作フォームに、静かな精神の熱さを加えるものだと、オレは考えている。

なので、筋トレを「気分が熱くなるもの」として捉えているうちは、内容にもっと目を向けるように努めるべきだ。

2. 精神が動作に溶け込んだとき、真の心の平穏を得る

「筋トレすればテストステロンが増えてモテる!」みたいな説を聞くことは多い。この根拠として、テーマ1で述べた内容…つまり、「気分がアガる」「オーラが出る」みたいなのが述べられているが、オレはそれらを表面的で、上っ面だけの机上の空論として観ている。

では、「筋トレで他者から好かれるようになる流れ」って、どんな感じなのか?を以下に述べている。

他者から好かれたり、尊敬を集める条件は、「心が平穏であり、余裕があること」だ。この平穏と余裕を筋トレで獲得するとなると、「理性で動作を高精度でコントロールし、限界近くまで追い込むこと」が必須だと考えている。このとき、無意識のうちに、高度な自分との対話が行われていることに、最近気づいた。

フォームとリズムを、自分がイメージしている通りにやろうとすると、脳と神経、筋肉が相互に強烈に結びつく。すると、精神は脳と結びつくものなので、精神と肉体が「同化」する。脳が理性で筋肉をコントロールすることで、メンタルをも理性的にしていく。このプロセスを幾度となく繰り返すことで、ワークごとに落ち着いた気分になる。

「鍛えることが習慣化している人にとって、ワーク後に気分が熱くはならない」と前述した根拠が、ここにある。

そして、実体験なのだが、この「理性的に鍛えることにより獲得できる穏やかな心」が、仕事や人間関係での改善、好循環につながっていることに気づいた。以前より、色んな人と明るく楽しく話す光景が、多くなったように感じる。というか、実際にそうだ。

筋トレで自分の肉体を自在に操ることで、精神をも巧みに操っている感覚を得る…。これが、日常での精神的な余裕を呼び込んでいるんだと確信している。

「筋トレでモテる!」と短絡的に言えるものではないが、もしもそれを体現するのなら、理性的に動作の精度を追求することが条件であることは、間違いないはずだ。

◾️終わりに
本記事を読んで、「ためになった」とか「もっと情報が欲しい!」と思った人は、TwitterアカウントのRay@プリズナートレーニングもチェックしてみてくれ!オレの普段のトレーニングの様子や、筋トレの有益な情報がわかる。


読んでくれてありがとう!

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