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スマホケースにカッコよくキーボードを付けたい!var2


こんにちは、ごみなとです。
前回キーボード付きスマホケースを自作しました。

さらに改良を加えたもの作ったりしていたのですが、一旦区切りとなるような?現段階の完成形!と思えるものを制作したので記録を残していきます。

前回のまとめ


前回作ったものは前の記事を読んでいただくとして、

しばらく使ってみて、感じた改良点は下記のようなものです。

  • キーボードケースとスマホケースの連結部が柔く、キーボードとスマホ画面が180度以上開いてしまって、画面が見にくい

  • 画面カバー部が邪魔意外といらない

  • カードケース部は必要ない生活環境になった

  • スマホリング,自分的に意外と使わない事が多いかもしれない。

  • 液晶とキーボードは近づけた方が使いやすそう。

  • ポケットに入らない服がある。

  • 白の tpuは意外と汚れる(余ってるから仕方ないのだが…)

上記の改善点を改良しつつより良いものを目指して作っていきます。

具体的にはスマホカバーとキーボードケースは機能を合体させます。
また、キーボードがついたことに伴ってケース全体でポケットに入りにくくなった為、最近流行りのショルダーストラップを取り付ける事ができるようにします。ストラップはドンキで1000円くらいで売ってたやつを使います。


また、キーボードケースとスマホケースの連結部をさらに改良していきます。
今まで取れなかった角度への開きや位置の固定方法を再考します。


設計

元のモデルから大幅に変更していきます。

今回は「構造はシンプルに」「機能の集約」を目指して設計しています。

全体像

スマホケースとキーボードケースはトラスネジで軸を取っています。
構成部品は、上記のケース部材の2種のみです。

部材はTPUで3Dプリンターで製作しています。
で、出力したものがこちら↓

完成!うちのワンコがめっちゃ可愛い!

このスマホケース、キーボードケースの位置によって、3つの形態を持たせることができます。
「CLOSE&OPEN形態」

close状態 背面にヘアピンとかカードが刺せる様になってます。


close状態は画面を覆う様にキーボードケースが配置されます。
隠しきれてない画面部ですが、スマホを地面に落とした時、直接液晶に地面と当たらない様に角度や厚みを計算しています。

Open状態 キーボードに指が引っ掛けれる。

Open状態は通常のスマホ利用を想定して持ちやすさを考慮しています。

スマホ背面に回転したキーボードとスマホに隙間ができ、そこに指を入れてキーボードと挟む様に持てば結構良い把持力を得れます。
言葉だと少し表現が難しいですが、個人的にこの持ち方ができればスマホリングは要らないかなーと感じました。


「キーボード形態」

キーボード展開!

これがスマホケースの一番の目玉機能で、設計の一番難しかったところです。
スマホ画面とキーボードは水平になるようにしています。スマホの自重と吊りあうようになっています。
今後は水平以外の角度も選べるようにできるように調整機能の実装をしていきたいと思っています。

少しデメリットはショルダーストラップをつけた事で右手側が持ちにくくなってしまった事。
ストラップは外しやすいですがちょっと面倒い。ここも何か解決目指したいところ。

こんな感じで持ったりしてます。


「スタンド形態」

スマホスタンド代わりの形態

キーボードケースを背面にスマホと90度後ろに向けることでスマホを立てることができるようになります。
これで机に置いた状態で操作ができるようになります!今流れている音楽や、lineの通知の確認が容易になります!
地味に便利なスタンド機能。残念ながら普通のライトニングだとコネクタ部が机と干渉するので使用できないです。 なので充電しながらも使えるようにするのが今後の目標です。

スマホケース部

ここからは設計の備忘録的なものです。

ヒンジ部はスマホの上下にとって、キーボードと画面の距離を近づける工夫をしています。

可能な限りシンプルにしていますが、もっと頑張れたなと後から見ると感じます。。。

ショルダー紐用の穴はTPUの丈夫さを生かしてかなり小さく作れています。ここは使用感見て太くする必要あるかは要検証です。

スマホケース

構造的にスピーカー部分が覆ってしまうのでどうにか肉抜きして音を通す穴を作っていますがめちゃダサいので改良点です。


キーボードケース部

基本的な構造は前回のケースそのままにヒンジ部の改造とヘアピンを止めておくための板を背面に用意しています。

ヒンジ部の斜めの切り欠きが肝でこのスライド部がスマホケースに3形態を持たせることができるようになります。

背面に回した時に必要なOPEN角度とCLOSE状態にしたいときの穴位置から角度と位置関係を出しています。

液晶とキーボードの角度はスロット穴と周りの外径との角度で調整可能ですが、今後は調整機能をどうにかして組み込みたい。

キーボードケース

キーボードのサイドは持ちやすい様にするためとスタンド機能の兼ね合いで斜めに切ってますが、ここも今後改良できるポイント。
もっと持ちやすくできると思うので人間工学??勉強せねば。


まとめ


今回は前回のスマホケースからさらに設計を更新してよりカスタマイズしたスマホケースを作成しました。

キーボードでの入力を容易にし、大きくなったケースをショルダー紐で吊るせるようにしました。

実際使用してみると、スタンド形態が地味に使いやすく、基本的に机に置くときは立てている気がします。 音楽をスキップしやすかったりSNSの通知が見やすいのでめちゃ便利です。

反省点、改善点は

  • トラスネジがなんかダサい

  • ストラップが邪魔な時がある

  • キーボードと液晶の角度を調整できるようにしたい。

ストラップが邪魔なのは取り付け位置を変えるか取り外しが容易になるようにしていく事で解決していきたいです。

なんだかんだ言って実用に耐えるものが出来上がってきました。

今後もマイナーチェンジを繰り返してより最適化をしていきたいと思います。
また区切りのものができたら記録を残していきます。
ここまで読んで頂きありがとうございました!









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