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推しにお金を落とす、ルートが無い

潰れてほしくないにも関わらず、開店していないのでお金を落とせない…!なんてこった!

お金を使うのは、善行の側面を持つ

消費活動は、なんかわるい行動みたいなイメージがあるが、それは適切ではない。お金を使うのは基本良い事だ。度を越さなければ、ではあるが。

お金を支払う、のは支払う相手に対して価値を認めて、生きる糧を提供することだ。つまり、自分がお金を支払うことで受け取った側は、自分の存在に対する肯定感と、生きていく上で必要なリソースを獲得出来る。

お金を出すのは、相手を活かす行為なのだ。ただ自分が満足すれば良い、以上の尊い行いなのである。なのだが。ヤベー事に、お金を落としたい相手に対して、お金を払うためのルートが封鎖されてしまったのが、現状の問題点である。

今一番ピンチの業界にこそ、お金を落とせるルートがない

今すぐにお金を落とせる業種は、ぶっちゃけ黙っててもお金がなだれ込んで来ると言っても良い。お金を使える選択肢が限られた以上、それは必然である。例えばニンテンドーとか、気兼ねなくお金を使える先として急浮上しているし。

問題は、ライブハウス、美術館、飲食店、書籍店、性風俗などの、緊密なオフラインコミュニケーションが生じるリアルの業態だ。これらの業種は、リアル店舗に足を運んで、サービスを受けて初めてお金を支払う事が出来る。
なのに、補償なしで休業だけしていろとはご無体な話である。

リターン無しでの支払いは、寄付になってしまうのでここでは一旦考慮はしない。リターン無し寄付と、サービスへの対価は同じお金を使う行為でも、内包する性質が全く異なるし、相手にたいして与える影響も大きく違う。

だもんで、まず何かしらのリターンを受け取った上で対価としてお金を支払いたい訳だが……ピンチの業種ほど提供できるサービスが無い、もしくは代替が難しい事態になっている。

飲食店などはテイクアウトに移行したりで急場を凌ぐ動きが出ているが、これがライブハウスになると、有料サービスとしてライブを配信するとかすぐには難しいと考えられる。(お金の支払いが解決できれば、サービスとして一考の余地はありそうではある)

さらに性風俗の場合は、三密を満たしてしまう上に、リアルで接する点が売りなのでこれまた代替が難しいだろう。俺は正直そういうサービスに興味がなく、疎いので想像で話している所はあるのだが、収入が断たれて困っている話は漏れ聞こえてはいる。

自分の本業と直接関わりがない業種であっても、そっちが不景気になれば自分の所にも伝搬してくるので、決して他人事ではない。

お金を落とすチャンスがあればすかさず投入したい

なんでこんな話をしているかというと、一重に給付金が現実になってきた時、ピンチの業種に還元できるルートがなく、せっかくの景気浮揚策なのにイマイチ効果が薄いとか、還元が必要な所に行き届かず閉店するところが出てきてしまうのをとても危惧している。

自分の場合は飲食店が主だが、推しのお店が閉店してしまうのはとてもかなしい。慣れ親しんだ味の料理も、店主との交流も二度と体験できなくなってしまう。悲劇だ。

これを読んでいるそっちも、愛顧にしている店とか、施設があればちょっとお金を落とせるチャンスがないかどうか注視しておいてほしい。数年単位で見る必要はあるが、いずれ外を出歩ける日は来る。だが、今のうちに再度来訪したいお店を支えておかないと、行ける時にはすでになく、とかなってしまう。そうなったらもはや戻ってくることもないのだ。

戦場へ

お金を支払うのは善行、人助けになる。その事を踏まえた上で、ちょっと日常で利用するサービスとか一考してみてはいかがだろうか。こんなご時世だからこそ、お金の使い方は自分のみならず、他者を助ける観点でも大事だ。

今回はここまでだ、またな。

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