家計を考える(家計簿編)

 前回テーマを書き終えて勢い図いてしまったので、
第4回のテーマは家計を考える(家計簿)について書いていきます。

 みなさんは家計簿つけてますか?私は家計簿をつけています。
家計簿は家の収入・支出など家計費を記入する帳簿です。
結論、帳簿(ノート)に律儀に収支を書く必要はないです。それは面倒だからです。毎日続けないと意味がありませんし、面倒ならなおさらです。
ズボラな私ですが、収支を把握するだけで支出を抑えることが出来ました。
 どうやったかというと、スマホの家計簿アプリを使うだけで簡単に、自動で家計簿が出来ます。家計簿アプリはいろいろありますが、私はマネーフォワードMEを使っています。以下は私の使い方ですので参考になれば幸いです。

①財布という項目を作る
②銀行口座を紐付ける
③クレジットカードを紐付ける
④携帯料金を紐付ける(私はドコモ料金)
⑤投資信託を紐付ける
⑥確定拠出年金を紐付ける

ざっくりとこんな感じでしょうか。
 ①は読んで字のごとく財布に今いくらあるか管理することです。要は現金を管理するということです。これはさすがに自動では管理できませんので手入力するしかありません。これが面倒ですが使ったときはすぐに入力します。すぐに入力できないのであれば家に帰ってから、もしくはまとまった時間に入力するのも良いでしょう。そこで出てくるのがレシートを読み取るということ。カメラで写せば自動で読み取ってくれるので読み取って入力すればレシートはもう捨てます。そう捨てます。財布に入れておくとかさばりますし、過去になればなるほどレシートを確認する意味がなくなります。今現金をいくら持っているのかを常に把握するのが重要なのです。

 ②は銀行口座を紐付けるということです。メインバンクとネット銀行とゆうちょ銀行の3つを紐付けています。正直ゆうちょ銀行はしばらく使っていないのでメインバンクとネット銀行の2つだけでいいかなと思っていますがメインバンクをゆうちょ銀行、サブにネット銀行という使い方でもそれはそれでありだと思います。給与受取の口座が自由に選択できるのであればネット銀行だけでも十分だと思います。ゆうちょ銀行は郵便局やコンビニでも現金が引き出しできますし、全国どこでも引き出しができるのが魅力ですね。ネット銀行だけでも十分だと上記で書いていますがそれはそうだと思います。ネット銀行は大抵コンビニで出金可能ですし、全国どこでもコンビニATMがあれば引き出しが出来ます。

 銀行はどこがいいとかは人それぞれですし、詳しく発信している人も多いのでここでは割愛します。自分の使いやすい銀行・信金・信組・農協などどこでもよいと思います。マネーフォワードMEで連携している金融機関は数多いので自分のメインバンクを紐付ければそれだけでも十分だと思います。

 ③はクレジットカードを紐付ける点です。クレジット払いをしない人はここは飛ばして良いですが、クレジットカードはとても便利です。現金管理するとレシートを写して、または直接入力するという手間がかかります。ですが、クレジットカードは紐付けさえしてればマネーフォワードMEに自動で反映してくれます。クレジットカードというといくら使ったかわからなくなるから怖いと思うのはありますが、いくら使ったかわかると怖くありません。ただし魔法のカードなので手元にお金がなくても物が買えてしまうので注意しましょう。いくら使っているかわかるということだけでも購買の抑止力につながります。クレジットカードが怖いと思う方はデビットカードをおススメします。クレジットカードは後払いですが、デビットカードとは即時支払のカードです。デビットカードは発行に審査が要りませんし、15歳以上で発行できるところがほとんどです。実は銀行のキャッシュカードにはデビット機能がついているのはご存じでしょうか。J-Debitというものです。意外と知らないという方も多いでしょう。結構デビット機能付きキャッシュカードが多いのです。しかしながらJーDebit普及率は悪く昨今ではあまり使える場所は多くないです。今では国際ブランドのデビットカードが主流です。(クレジットカードに比べるとまだまだマイナー)JCB、VISA、Mastercardなどが国際ブランドでは有名でしょう。お店のレジでクレジットカードが使える加盟店であればデビットカードも使えます。「JCBで」とか「クレジットで」と言って決済すればクレジットカードのように支払いが出来ます。決済したらすぐに引落口座から引き落としてくれるので使いすぎの心配もないですよね。注意しなければならないのは引落口座にお金がないと決済できない点です。この点はクレジットカードと違う点ですね。現金のように使うことが出来ますし、レジで小銭を探すこともなくなります。ATMでお金を下ろすという手間も省けます。ちなみにクレジットカードはマネーフォワードMEに反映されるまでタイムラグ(数日)がありますが、デビットカードはすぐに反映されるのがメリットです。

 ④は携帯料金を紐付けるです。実は携帯料金もマネーフォワードMEで確認できるのです。私はドコモを使っているので今月いくら使ったかすぐにわかります。銀行口座はもちろん、何にいくら使っているのかを把握することはとても重要です。

 ⑤は投資信託を紐付けるです。投資信託とは資産運用の一種ですね。説明は省きますが、支出だけでなく資産の把握が出来るのは大きいです。

 ⑥は確定拠出年金を紐付けるです。これも上記の投資信託と似たようなものですが、実は紐付け出来ます。見てると面白いですし、リバランスする時にわざわざサイトに行って確認するということが不要になります。確定拠出年金はDC(以下DC)と言われ、個人型確定拠出年金はiDecoという愛称で知られています。DCは拠出対象をいつでも変えられますし、AからBという商品に振替することも随時出来ます。DCおよびiDecoには制約があります。60歳まで引き出しができないということです。その分メリットはあります。iDecoは掛け金を全額小規模企業共済控除に出来る点です。小規模企業共済控除を使えば所得が減りますので、所得税と住民税が軽減されるのでとてもお得です。お勤めの会社には企業型DCがある人もいるでしょう。会社に制度があるけど使っていない人は活用するといいでしょう。事業主払いとなっているのであればなおさらです。退職金の前払という位置づけで前払退職金をもらっている人がいれば所得軽減になりますし、小規模企業共済控除と同様に所得が減ります。DCは別の使い方も出来ます。DCは確定拠出”年金”です。個人年金保険のように積み立ていき、万一の際に遺族が請求することが出来る点です。万一亡くなった場合は保険のように利用できます。なお、遺族と先述したのは民法上の相続順位と異なりますので詳細は司法書士などに確認しておきましょう。ほかにも制約や例外はありますが、詳しくは厚生労働省HPで確定拠出年金またはiDecoで調べることをおススメします。


 家計簿をつければ自分が何にお金を使っているのか把握がしやすいです。スマホで簡単管理が出来ますし、銀行の通帳を記帳したりせずとも残高や取引明細は確認できます。すべて内容は書いていませんので気になった方は商品の制度を詳しく調べてみたり、確認することをおススメします。以上、私の家計簿のつけ方でした。

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