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君が飲めと言うから飲めないコーヒーを飲んだんだよ。



段々と醜い部分まで知りたくなってきてしまった。
楽しく話して馬鹿なことしてすることして
満たされるのも充分なんだけど、私からしたら充分すぎるくらいの充実した時間なんだけども。

悲しいとか辛いとか死にたいとか寂しいとかしんどいとかそういう感情を見たい。
あわよくば私がいないと生きていけないと思わせたい。
責任は、取らないけど。

私もなかなか最低な女で
相手も最高に最低な男で

ねぇ、私ほどにきっと楽しませてくれる相手なんていないよ
お酒も煙草もギャンブルも一緒にしてくれる人なんていないよ
味の好みもにてて率先して店員さんの相手をするのもきっと私くらいだよ

なんて、言わないけど。
何でもシェアしたがるあいつは
私に飲めないコーヒーを渡してきて
苦いの飲めないよと言ったらガムシロとミルク入ってるよなんて言って。

飲んだコーヒーは苦くてやっぱり苦手だった。
苦そうな顔したら嬉しそうな顔がやけに腹が立って、早く落ちてくればいいのに。って思った。

好きとか付き合いたいとかそういうなんか
綺麗な感情じゃないしそんな綺麗な人間じゃない。
もっと醜くてドロドロしてて、
きっとコーヒーみたいに苦い感情なのだ、これは。

飲みきれないね。


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