見出し画像

飽き性な人はマルチポテンシャライトかもしれない

みなさんこんにちは。
仕事や趣味をしていてもすぐに飽きてしまうなと不安をお持ちな方も多いと思います。
まさに私もすぐに飽きてしまうタイプなのですが、たまにこんなにすぐに飽きてしまうのは自分だけなのかと思うこともあります。
最近マルチポテンシャライトという本を読んでみて、確かに自分もそうかもしれないと思いましたので、同じような悩みを抱える方に共有させていただき、少しでも不安が払拭できればと思います。


マルチポテンシャライトとは

マルチポテンシャライトという言葉は皆さんご存じでしょうか。
マルチポテンシャライトの定義は、様々なことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人です。
つまり、一つのことにとらわれるのではなく、複数のことに興味がある人のことです。
例えば、2年程度一つの仕事をすると飽きてしまって、違う仕事がしたくなるや、同時に様々な種類の仕事がしたいや、安定しながら難易度の高いことにもチャレンジしたいといったような状態です。
私自身の周りでもそのような考えの人に良く出会います。
ではそういう人たちはどうやって働けばよいのかというアプローチについて紹介します。

マルチポテンシャライトの4つのアプローチ

マルチポテンシャライトのアプローチは下記4つがあります。
どれか一つのアプローチが合う人もいれば複数を織り交ぜて自分のアプローチを創っていく人もいるかと思います
①グループハグ・アプローチ
②スラッシュ・アプローチ
③アインシュタイン・アプローチ
④フェニックス・アプローチ

①グループハグ・アプローチ

グループハグ・アプローチは一つの多面的な仕事、ビジネスに携わることで、職場で多くの役割を担い、いくつもの分野を行き来するアプローチです。
例えば都市計画の仕事であれば、資料調査→地図作成→実地調査→インタビュー→コミュニティ形成→イベント企画→実行というように、都市計画という一つの仕事の中で様々な役割を担うことができます。
このように複数の役割を担いたいという人にとってはそのようなアプローチをとることで活き活きと働くことが来ます。

②スラッシュ・アプローチ

スラッシュ・アプローチは複数のビジネスを掛け持ちするアプローチです。
例えばNPO・マーケターといったまったく異なるテーマの仕事を同時並行で実施するようなアプローチです。
この場合はどの程度どの仕事に時間を当てたいのかやフリーランスや副業との組み合わせが必要なケースも多いですが、様々なテーマの仕事をやりたいという人のアプローチです。

③アインシュタイン・アプローチ

アインシュタイン・アプローチは安定したほどよい仕事をこなしながら情熱を注げる取り組みをほかに持つというアプローチです。
このタイプは複数のテーマの仕事をやってみたいと思っているが、すべてでチャレンジするのは不安であるので、1つ安定した仕事をしながら稼ぎを目的とするのではない領域でも働くというものです。
広く言えば、仕事をしながら趣味に時間を割きたい方もこのアプローチに合致すると思います。

④フェニックス・アプローチ

フェニックス・アプローチは数年ごとに業界を移り、興味を一つずつ掘り下げていくアプローチです。
これがまさに飽き性な人にピッタリなアプローチかと思います。
(私自身もこのアプローチが自分に合うかなとも思っています。)
この働き方は2,3年同じ仕事をしていると、一定成果が出せるようになり飽きてしまい、ほかのことにチャレンジしてみたくなる人達がピッタリだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今仕事をするうえで、何かもやもやするという方にとってはやりたいことができていないのか、モチベーションが変遷しているのかも含め様々な悩みがあるかと思います。
もしかするとマルチポテンシャライトに当てはまっていて、同時並行もしくは短いスパンごとに複数のことをやりたいといったことが影響しているかもしれません。
皆さんが今抱えられている悩みが、このようなケースの可能性もあるので、ぜひご参考にしていただければと思います。
詳しい内容や自分はどのパターンに当てはまるのかな?とご興味のある方はぜひ書籍を一度手に取っていただけるとよいかと思います。
ちなみに、著者はTEDでも登壇をされている方なのでそちらを見ていただいても面白いかと思います。

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?