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事業会社のマーケター、スペシャリストになるか?ゼネラリストになるか?

結論からいいます。事業会社に所属するならば、マーケッターはゼネラリストであるべきだと。
スペシャリストになりたいのならば、そういう事業会社を支援する会社にすぐに転職する、もしくは起業するべきやなと。
それ以上はしらんから語れへん。

組織をサッカーポジションで考える

昨年後半、ワールドカップ見ながら常々思ったことを改めて考えてみた。
事業会社の各職種はサッカーのポジションに当てはめられるなと。
FWは営業職。契約の受注、お客様に購入いただくというゴールを狙う。
MFは商品企画・開発やマーケター部門。ゲームメイクが必要。
DF・GKは経理やシステム部門といったスタッフ部門。
できて当たり前、一度のミスで大きな失点をしてしまい、ゲームが決まってしまう。スタッフ部門がしんどい部分はこの部分だなと。

サッカーも、昔はどのポジションも専門的な要素が強いが最近は+アルファでやらなきゃいけないことが増えている。
点を決めたFWも守備しなきゃいけない時間もあるし、DFの一人、システム部門も守りの基幹システムだけではもうだめで、SB的に攻撃参加し、場合によってはDXの中核になることもある。

事業会社のマーケターはゼネラリスト

つまりは事業会社に所属する以上は、ゼネラリストであることがそもそも求められる。もうこればかりはどうしょうもない事実。
もちろん、自分がメッシやエムバぺならそうならない専門ポジション用意されるかもやけど。でもそんなスター選手はまず間違いなく他に移籍するやろうし。
絶対にいろいろしなきゃいけない。事業会社とは結局そういうところだと。マーケターであっても、一番時間使うのは上層部への説得や関連部署への交渉といったことであったりするのはよくある話なわけだ。

事業会社のマーケターに必要なこと

話をもどして。そもそも、マーケティング領域も範囲がどんどん拡大してきた。マーケティングのスキルマップの中に、まずはデジタルマーケティングという領域があり、さらにその中にWebマーケティングの分野がある。
ここで忘れてはいけないのが、細かい分野の話をすればするほど、お客様から離れていってしまう。
なぜ、何のために施策をうつのか。このWhy・Whatの部分を忘れては絶対にいけない。Webマーケティングの細かい部分は絶対的にHowの部分であることを絶対に忘れちゃいけない。
またそもそも、デジタルマーケティングとリアルのマーケティングを分けて考えること自体がもはや周回おくれ感もあるし

ゼネラリストなら、何でも屋なんでしょ、細かい得意分野を持たないでいいかといわれれば、それは絶対に違う。
自分の得意分野、武器があれば、それを中心に施策がくみやすく、またその得意分野周辺の領域も徐々に自分の経験スキルとなっていく。
ラーニングでスキルが増えていく青魔導士みたいなもんだ。
それにある分野を極められると、その思考をつかってほかの分野にも絶対に応用がきく。自分の中でフレームワークができあがる。

そんなわけで、事業会社のマーケターは青魔導士になりましょう。
無理だと思うならば、FFⅩⅣを今すぐ初めて、エオルゼアに旅立ちましょう。

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