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生のおおまさりの販路が広がれば。クックパッドマートへの出店準備。

いつだったかなぁ。昨年の年末くらいに、千葉県から一本のお電話がありました。その時の会話の内容の詳細は、まったく覚えていない。内容は、『クックパッドさんをご紹介したい。』という内容でした。

『クックパッドさん?』

僕らにしてみれば、レシピサイトを運営されている企業さん。何の用事だろうか。最初は、そんな印象でした。

ただ営業の方にあって話を伺った時に、『すごいサービス始まったなぁ。』って思ったのを記憶しています。そのサービスが、クックパッドマート。

僕も曲がりなりにも、通販部を運営しております。その時に、やはり考えなくてはいけないのが配送料。その配送代をクックパッドさんの方で、自社便を動かすので、配送料のことは考えなくても良い。ということ。

『まじか。』

それだけでも、僕らからしてみれば魅力的でした。なぜなら、例えば100円の大根をECサイトで販売しようとしても、送料や手数料合わせれば1,000円くらいになってしまうのです。

ECサイトで販売する場合、消費者にもメリットがなく販売する方としても効率が悪いのが野菜などの農産物だったりします。

少ない人数で運営するには魅力的にも写りますが、優先順位を低く考えてしまっていた野菜たち。僕は直営店で販売員の経験があるため、農家さんの魅力や野菜・果物の魅力を少なからず知っていたのです。

『どうにかして、販売できないものか。』

考えはするけども、なかなか具体的な行動までには至りませんでした。そんな中、ご紹介いただいた話がクックパッドマート。

時代も進めば、サービスも変わるもんだ。大手通販企業さんも自社での物流を強化されるのを見てはいますが、自社の環境とどちらが運営的にあっているか。そんなのは常に考えていて、業務を移管するにもためらいを感じたり、自社便で物流をよくするなんて難しいものなんだな。っていう事も感じていた。

それを知っているからこそ、大手レシピ運営会社のクックパッドさんが自社便をかかえ、お客様に産地の農産物を届けられるようにしよう。という取り組みに驚いた。

正直、昨年にお話をいただいた時は出店条件があわず、お断りするしかなかった。ただ今回、半年経過したところで出店条件がかなり変更されていて、流通網も変わり販路も拡大中というお話を聞いて、さらに驚いた。

『すごい、チカラの入れようだな。』

商談で受けた印象もあったが、すぐに出店検討に入りました。ただ、出店する側もクックパッドマートさんの提供するサービスに応じて、販売方法を考えなくてはならないし、集客面でも試行錯誤しなければいけない。

他の企業さんで、今の状況で『何かしないと。』という気持ちから、ECサイトの設置や販売のプラットフォームなどのご紹介もいただいたけど、出店したからって簡単に購入いただけるほど、甘くはない。

でも今回、野菜をよりリーズナブルに販売できる販路になるなら。と期待して取り組んでいこうと思った。

その中心は、やっぱり生落花生おおまさり。今年は、どれだけ出来るかわからないけれど、やれるだけはやっていきたい。

クックパッドマート店の運営開始は、10月上旬を予定です。

いただいたサポートは、【ピーナツを一粒もムダにしないプロジェクト】の運営で、大切に活用させていただきます。