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アンビバレンスな私②~グサッとver.~

その晩家族水入らずで、近所の居酒屋で夕食をした親友M。そこで、Mパパからの私の感想を聞いたらしいんだけど、そしたらパパは自分のお気に入りの皮膚科の女医と私が似てると言い出したらしくて、
「いや~ラジカル子ちゃんは(自分お気に入りの)皮膚科の女医さんに似ている、ほんわかって感じじゃなくて、しっかり言いたいこと言うところも似とるたい」って言ったんだってさ。それでMは溜飲が下がり、パパはこんな風に言ってたと私に即連絡してきたのよね。でも溜飲下がったけど、ママの言うことも一理あるのか?あるとしたら、私(M)が常日頃捉えているラジエル子の本質は間違っているのか?と不安になってきたらしく(真面目だから、Mってw酒飲んでるとき以外はホント)「あたしはもうあんたが分からないわ?あたしの知らないあんたがいるのね…」とかよく分からないちょっと気持ちの悪いセリフをいくつか吐いて、困惑している様子のM。

私としてはどちらにしても、パパにもママにも気に入られたみたいでよかったわ、としか思わなかっただけど(てか、だいたい気に入られてよかったとかさ、婚約者か!これから結婚する二人が両親に紹介したとかそーゆうんかって感じだけど、そこはスルー)。でも私としては、この二つの相反するご意見というか印象は、ずっと言われてきたことなので、どちらの面というかエッセンスをその相手がキャッチアップするかによるよな、と改めて自分のアンビバレンスさを省みたのだよねえ。そもそも自分ではおっとりしてるのも、母親が宇宙クラスのおっとりだし、祖母が日本でも屈指の毒舌女だったから、どっちの要素もあるってのはなんか分かってることで。どちらも、私…なんだなあ~。そして使い分けている気はサラサラないんのよ、これがまた。丸腰のときがおっとりってわけでもなくて、丸腰のときにすごいグサッって一言を放つこともあれば、超戦闘モードの仕事のネゴしてるときに、おっとりしてたり、その辺カオスってか、自分の自動運転モードに任せてるんですよ、これまた危ないけど。

なので、他の友達に言われたことあるんだけど、(何回もいろんな人に)笑顔でおっとりしたしゃべりで、内容はすごいエグイ、それをいっちゃあお仕舞よ的なことを言ってるんだってさ。おそろしいよね~(ひとごと)。ウソはつきたくないから、ほんとのことをどっちにしろ言っちゃってんだけどさ私ってば。

それで、なんか私が分からなくなったと親友として自信をなくしているMに、上記のような旨伝えて、だから安心して?どっちも私だからさ、てかでも人間そんなもんじゃない?アンビバレンスなものじゃね?って言ったら、それはわかるけど、コントラストが半端ないって恐れてたんだけど、これどこかで聞いた話なんだけど、そのコントラストの濃淡が濃いほど、相反する振れ幅が大きいほど、変態だそうだよ~~~。あはは~~。てことで、でもさ、「どっちかの夜は昼間ぁっ!!!」だから、そこんとこよろしく、ごめんあそばせ~。


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