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Weekly R-style Magazine 「読む・書く・考えるの探求」 2018/01/29 第381号

はじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。

寒い日々が続いておりますが、皆様体調の方はいかがでしょうか。

私はあまりかんばしくありませんが、その辺の話は今週の物書きエッセイに書いたのでそちらをどうぞ。

で、普段私が住んでいる知識はほとんど雪が降らないのですが、三日くらい吹雪いていてちょっとびっくりしました。雪が降るのは景色的にはよろしいのですが、散歩が困難になるという難点がありますね。

できればはやく春が訪れて欲しいものです。

〜〜〜ノートと共に〜〜〜

体調不良のため、長時間ディスプレイを見つめなくても済むように、ノートを買いました。

まあ、家に未使用のノートは山ほどあるのですが、一種の気分転換みたいなものです。そういうことを繰り返しているから、家にノート・マウンテンができてしまうのですが、ここでは気にしないでおくことにしましょう。

で、今回買ったのは「エトランジェディコスタリカ」のリングノート。サイズはB6です。手軽に持ち運ぶことができ、出先でもささっと書き込め、パソコン作業の際に横に広げておけるGood Size。リングノートを買うときは、だいたいこのサイズを選ぶことが多いです。

書き込む内容は、思いついたことや気になったことなど普段ならEvernoteや7wrinerに書き込んでいることが中心です。これまでは日常的にパソコンを開きっぱなしだったので、そうしたツールに記入していましたが、今は状況が違うのでツールも変更です。

加えて、原稿のラフ案みたいなものもこのノートに書いています。エディタを開いてから、「さて、何を書こうか」と考えはじめると、その分ディスプレイと向き合う時間が増えてしまうので、まずは手書きで原稿の「アタリ」をつけておき、それを利用してサクサクと書いていく。そんな使い方です。

ちなみにこの原稿も、ラフは手書きでノートにしたためました。それを参照しながら、パタパタとキーボードを叩いております。わりと快適です。

とは言え、何をどう考えても、手書きは二度手間になってしまうわけですが、全体の調子を整えるためには、避けるべきではない手間なのだと思います。

〜〜〜「左肩が重い」から始まる〜〜〜

私「左肩がちょっと重いんだよな〜」
妻「霊だよ。きっと呪縛霊が憑いているんだよ」
私「もしそうだとしたら、締切までに書き上げられなかった原稿の怨念だね、きっと」
妻「それはつらい」
私「だから、燃えさかる炎の中にビリビリに破いた原稿用紙を放り込むんだよ。供養のために」

というバカみたいな話題が絶えない我が家です。

〜〜〜不思議なほど、必要な本〜〜〜

最近、新しい本を読む体力が不足しているので、既読本の再読につとめています。

で、今は村上春樹さんの『職業としての小説家』を読み返しているのですが、これがまさに今読み返すべき本だなと強く思えるような内容です。ちゅるちゅるとストローで吸えるくらいの滋養と示唆に満ちています。

今後どんな風に執筆と付き合っていくのか。焦るのではなく、じっくりと取り組むことの重要性。時間を味方につける方法。エトセトラ、エトセトラ。

ちょうど今、じっくり腰を据えて考えたいと思っていたことでした。特に意識してこの本を手に取ったわけではないのですが、やはり無意識のうちに必要な本を選んでいるのでしょう。

たぶん、読み終えた本を家に並べておくことの有用性は、この辺にもありそうです。

〜〜〜Q〜〜〜

さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる質問なので、お気軽にお答えください。

Q. 泣ける映画を教えてください。

では、メルマガ本編をスタートしましょう。

今週も「考える」コンテンツをお楽しみくださいませ。
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2018/01/29 第381号の目次
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○BizArts 3rd 「中裁量のタスク管理」
 タスク管理を掘り下げていく企画。連載のまとめに入っています。

○SS 「ショートケーキ」
 読み切りのショートショートです。

○やがて悲しきインターネット 「100のPV、100万のPV」
 インターネット周りの話題について。

○物書きエッセイ 「物書きの体調対策」
 物を書くことや考えることについてのエッセイです。

※質問、ツッコミ、要望、etc.お待ちしております。

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