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黒田剛流の組織マネジメント術

こんにちは。ラシンの茂木です。
私はマネージャーという役職についてから4年目を迎えますが、これまでいくつかのリーダー論やマネジメント論の本や動画コンテンツを見てきました。リーダーが違えば組織の構築の仕方は当然違ってくるもので、リーダー論と一つに括ることはできないほど様々な概念、やり方があります。

その中で今回は自分が特に耳を傾けてきた尊敬しているリーダーの組織構築についての話が最近動画として上がっていたので書きたいと思います。
(下記動画は切り抜きver.です)

私が影響を受けている方は、サッカーが好きな方はほとんどの人が知っていると思いますが、J1町田ゼルビアの監督、黒田剛さんです。(町田ゼルビアはサイバーエージェント社が親会社)

黒田剛さんについて説明すると、1970年生まれ。大阪体育大学体育学部卒業後、一般企業等を経て、1994年に青森山田高校サッカー部コーチ、翌年、監督に就任。

24歳で当時強豪でもなかった、青森山田高校サッカー部の監督に就任して以来、29年間監督を務め、以後、全国高校サッカー選手権26回出場、3度の優勝を果たすまでに育て上げた高校サッカー界の随一の名将でした。ちなみに青森山田は今年の1月に行われた高校サッカー選手権で、4度目の優勝を飾っています。

そんな高校サッカー名門校の監督であった黒田剛監督は、2023シーズンから当時J2リーグに所属していた町田ゼルビアの監督に就任し、1年でJ2リーグ優勝を果たし、2024シーズンからはJ1リーグを戦う町田ゼルビアの監督です。(現在J1で首位)

通常Jリーグの監督というのは元Jリーガーや、ある程度Jリーグの監督を経験した人がやることが多いですが、高校サッカーの一監督(教員)がJクラブの監督に抜擢されたことは異例中の異例で、とても注目をされたのが昨シーズンでした。そんな中で町田ゼルビアを見事初のJ1の舞台に導き、初挑戦のJ1の舞台でも首位を維持していることから、そのマネジメント手腕が一層注目されている。そんな方です。

この動画の中で最も印象に残っている部分で、

監督として、組織、チームの一体感を最も重要視していること
です。

当たり前のように聞こえますが、どんなに困難な状況でも全員が同じ方向、ベクトルを向いて一体感を作り出すのは決して簡単なことではありません。自分がこれまで経験してきたチーム(サッカーにおいても、仕事においても)で結果(成果)を残したと思えるときも、チームに一体感があり全員が同じ方向を向いていた時だと感じます。

以下、黒田監督の話していることをそのまま載せます。

監督が独りよがりになったり、頭でっかちなったり、人の話を聞けなくなるということは最悪な状況なので、常に提案をしてもらい、それに対してみんなで議論していくスタンスを絶対に崩さないこと。強化部だけでなく、フロント、広報、いろんな人達と一枚岩になれるようにみんなとコミュニケーションをとり、みんなが気持ちよく仕事できるように。
私がいるから、僕がいるから、自分が活躍するからみんなが潤うんだ。勝ったときの喜びはひとしおで皆んなで肩組んで喜べる。負けた時は皆んなで悲しい思いをする。っていうくらいの一体感を出したいと思っているから。チームというより組織を不動のものにしたい。そうやって全体を盛り上げていきたい。

https://youtu.be/oceebp0kAnA?si=EvGOpWS_zplqkiuM

本質だと感じます。
以前コミュニティについてのnoteでも書きましたが、私自身、マネージャーという役割を担っている中で特に意識をしていることとして、コミュニケーションです。経営者、上司が何を考えているのか。メンバーが何を考え、どうしたいのか。ミドルマネージャーという役割を担う中で、階層の結節点となれるようコミュニケーションの取り方や取るタイミングを心掛けている、、つもりです、、
意識していても自分自身日々のコミュニケーションを振り返ると課題は山積みだと痛感しますが、やはり皆んなが気持ちよく仕事ができること、そして一人一人が組織に貢献していると感じることができているかどうか。この部分は、もっともっとこだわり、向き合っていきたいと思っています。

8月からはラシンの10期目に突入します。今ラシンにいる人が、ラシンにいることで自分の将来実現したいことに最短距離で近づけるよう、自分自身の目標へと近づけるよう、個人、事業、組織の成長に貢献していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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