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さいきょうの執筆環境を構築したよ!:KINGJIMポメラ DM200その②

※DM200だけに200円の記事にしてみました。でも無料でほぼ読めますヨ

前回はこちら!

と、ゆーわけで、先日手に入れたキングジムのポメラDM200、これだけでも便利なんですけど、よりわたし色に染めていこうとおもいますww

今回はgitやGithubの使い方をガリガリ書いていますが、ワタシも全部わかっているわけではないので(よく使うところしかわかっていないw)、以下の内容は例によって無保証です。ちゃんと自分で調べてからやってね!

おことわり

理想の執筆環境へ!

なんせポメラですからね。文章を書いてなんぼでしょー☆
ってことで、ポメラの環境で執筆を行い、Linux環境でいろいろ(通信とか)をする形にまとめて行こうと思います。

ずばり、Githubと連携です。

これねー、ずっとやりたかったんですよー。
このあたりのお気持ちについては前回と同じく

↑をご参照ください。
(Kindle Unlimitedで読み放題おけです☆)

前回参考にさせてもらった @moyashi さんは Dropboxと連携する方法を書いてくれていますが、私はここであえて(?)前からやりたかったGithub連携に挑戦しようと思います。
そうです、前の記事の最初にもちょろって書きました、「ポメラで書いてGithubで管理」という夢を実現してみますよー!☆

Gitインストール

これは簡単、

$sudo apt install git

これだけでOK。

Github側の設定

私は、

https://github.com/kagurazakarasen

↑というアカウントでやってます。以下、その設定で進めていきます。真似される方はご自分のアカウントに随時書き換えてくださいませ☆ (やばそうなところは伏字にしたりモザイクにしますw)

ひみつリポジトリの作成

原稿保存用に、プライベートなひみつリポジトリを作って、その中に書きかけの小説とかを入れて管理しようとおもいます。ひみつリポジトリは、CUIで作ってもいいんですけど、めんどくさいのでWeb上でやります。
頑張ってポメラのブラウザでやってもいいけれど、これまた大変なので、別のPCでやっつけましょうw

PCのブラウザで開いたGithubのホーム画面

①の「+」ってところを押すと出てくるNew repository(②)をぽちります。
つぎに出てくるページで

リポジトリの作成ページ

リポジトリの名前(今回は himitugenko としました)を設定。
いきなり公開したくなければ(勇気ある人はいきなりPublicでもいいけどw) Private をチェック。
その下のAdd a README file は入れておくと最初にREADMEファイルを自動でいれてくれます。(つけなくてもいいけど、なにかファイルがあると便利なのでON)
その下の Add .gitignore とか、license選びとかは今は入れなくても良いです(プライベートだしね)

そんで、「Create repository」をすると、プライベートな、自分だけが読み書きできるひみつリポジトリが作成できます。

ひみつリポジトリ作成成功の図

左上の kagurazakarasen/himitugenko のところに鍵マークがありますね。これで、人には見せられないあれやこれやのナイショファイルの保存場所ができたことになります。

書きかけ原稿をドラック&ドロップ!

ここまでできたら、書きかけの原稿をここにほおりこみます。(フォルダごとでも行けますよー☆)

Githubで管理したいファイルをつっこむます

ファイルを突っ込むと、次にこういう画面になりますので

はぢめてのひみつファイル

Commit changes というところに何か一言いれます。(あとで、この言葉で変更の確認ができます。その下の枠は詳細の説明ですねー。いれなくてもいいです)
さらに追加するファイルがあるようならここでD&D(TRPGじゃないよ)するとよろしいです。
でもって、緑の[Commit changes]ボタンでコミット終了。

ひみつファイル入ってる!

無事にはいりましたね!(∩´∀`)∩☆

ファイルの右上にある[ Code ]という緑のボタンを押すと、このひみつリポジトリのURLが出てくるので、こぴってどこかに保存しておきます(後で使います)

HTTPSという所で出るURLを保存しておく

パーソナル・アクセス・トークンの取得

Publicに公開されているリポジトリならばこの操作は不要です。
ないしょなひみつリポジトリの場合は必要になってくるのでもうちょいブラウザから作業します。

Githubのページの右上にある自分のアイコンの所の▼をクリック、

Settingの場所

出てくるメニューから「Setting」を選びます。

すると今度は左側に出てくる「Settingメニュー」から

右に行ったり左にいったり

「Developer setting」というメニューをぽちります。

次の画面で、

Personal access tokens

①「Personal access tokens」を選び、②「Generate new token」を押します。

すると、

Noteは適当でOK

こんな画面になるので、Expiration にトークンの有効期限を(今回は30日にしたけれど、原稿執筆にかかる期間を設定するといいんじゃないかしらん?)セット、
その下のSelect scopesは、今回は「repo」にチェックで良いです。

一番下にボタンあり

れっつ 「Generate token」! 一番したまでスクロールさせて、緑のボタンをぽちりましょう。

トークンゲットだぜ!

出ました! トークン文字列、ひみつの合言葉をゲットです。こちらもコピーして保存しておきます。

ポメラで git clone!

ようやくポメラ側で作業です♪

前回の設定後、自動でvfat領域とWiFiが設定されている筈なので、

$ cd /mnt/vfat

して、vfat領域へ移動し、

$ git clone <リポジトリURL>

で行けます。
その際、githubのユーザー名とパスワードを聞いてくるんですが、ここでユーザー名はそのまま、自分のユーザーアカウント名を入れ、パスワードのところに、先ほど取得した「Personal access token」を入れます。コピペじゃないと難しいので、ここはコンソールではなく外部からのターミナルで作業するのがおすすめですw

githubからクローンするです

なお、この時、vfat領域はroot権限ではなく一般ユーザ権限でマウントしている必要があります。(そうじゃないと、gitの中の操作がおかしくなる)

ファイルの存在確認

中を見るとちゃんと入ってますね!

ひみつのなかみをチラ見せ。アレでしたw

ポメラで編集

では、Linux環境をいったん終了して、ポメラ環境に以降します。
Linux上からは

$ sudo reboot

でOK.

こんなかんじ

そのまま、すぐにポメラは再起動されて、白画面になります。

なんだかナツカシイ普通のポメラ画面

ポメラのMenuキーから、ファイラーを呼び出して、SDカードの中を見てみます。

そろそろ液晶保護シール剥がそうかな?

ちゃんと himitugenko フォルダに himituってファイルが入っています。

※ ポメラでは、 .txt 拡張子のファイルだけが編集可能なテキストファイルとして認識されて、(拡張子は省略されて)、他の形式のファイルは見えなくなります。なので、README.md  ファイルはココでは見えません。

himitu ファイルを適当に編集してみます。

なにもかもみななつかしい

なにもかもみなはずかしい
じゃなくて、
アウトラインエディタにもなるポメラ優秀!

編集後、メニューから「上書き保存」します。

Linuxに戻ってGitする!

Linuxへの戻り方は、電源キー長押しでポメラの電源をオフして、左Alt+右Shift+電源キーをPomera画像でるまで長押し。

Gitのユーザ&email設定

おっと、忘れてました。

$ git config --global user.name "pomerasen"
$ git config --global user.email "kagurazakarasen@gmail.com"

これやっときましょう。お名前とemailは適当に(適切にw)

/mnt/vfat/himitugenko フォルダへ移動して、

$ git status

とすると、ファイルの状態が見れます。

himitu.txt が修正されている

赤い字で modified とでてますね。himitu.txt が編集されてるよということです。

add & commit

編集されたファイルは

$ git add <ファイル名>

でステージング。( $ git add -A で一気にやるのがふつうです)

新たなコミットは

$ git commit -m "コミットメッセージ"

です。

こんなふうになります

Githubへpush !

Githubへpushするのは、

$ git push

です。
ただし、またユーザ名とパスワード(トークン)が必要です。
あとで自動化しますが、いまのところは素直にいれてあげましょう。

またユーザ名とトークンを入れる必要あり

PCのブラウザで確認

GithubへPushできたら、ブラウザで確認してみましょう。

12分前に変更されてる

この himitu.txtをクリックすると

こんな感じで内容が確認できます

ちゃんと修正された(頭にドットが入っている)テキストになってますねー。ここで diff (ファイルの修正点)を確認したりいろいろできますが、それはまたにして、

ブラウザ上でファイルを修正してみましょう。

鉛筆マークで直接編集できる

まあここらへんは Github の使い方を調べてもらうとして、

てきとうにかきかえて
Commit テキストにメモを記入

下にある緑の[Commit changes] でコミットします。

GithubからPull!

ブラウザ上で修正されたファイルを、再びポメラLinuxで pull してみます。
pullも簡単に、リポジトリフォルダ上で

$ git pull

だけです。
ただし、またユーザ名とパスワード(トークン)が必要です。

こんなかんじー

ちゃんとpullれてるかポメラで確認!

またポメラ環境にもどって確認です。

あれ? Webの修正が反映されてない?

一瞬、git pull 以前のテキストが表示されていてびっくりしますが、ファイル自体は書き換わっているので、メニューから再度ひらきます。(キャッシュが残ってるみたい)

メニュー>ファイラーから開きなおせばおk
ダイジョブですね!

出来てる感じ! まだ作業は煩雑ですけど、自動化すれば超便利っぽいですね!!

ポメラを使った執筆&Github作業の流れ

軽くまとめておくと

準備

  1. Webブラウザでひみつリポジトリを作成、ファイルをまず追加

  2. ポメラLinuxで git clone

上記は一度やるだけでOK。

日々の執筆

  1. ポメラLinux で git pull

  2. ポメラエディタで執筆執筆!

  3. ポメラLinuxで git push

1は、執筆を開始するまえにまずpullしておくと安心(クラウドなGithubにあるデータを引っ張ってきて同期)
2はひたすらやるとしてw
3でクラウド(Github)へデータの保存、バックアップ

という感じですね。ポメラでしか編集しないもん! って人は、1の git pullは省略できますが、他のPCやMacで編集したりするワタシのような子には忘れちゃいけない大事ポイントなのです。

お家では大きなPCやMacを使ってしっかり書いて、お外ではポメラで快適に執筆。
いやー、もう、これ、やっぱり最強なんじゃないですかね!?
(∩´∀`)∩☆

これで止まっちゃってる原稿すすむかも!? (かなあ?w)

自動化の道

(以下、有料です)

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