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【ちょっと上まで…】#00(note版まえがきのようなもの)

まず『ちょっと上まで…』のこれまでとこれから、そして裏側のおはなし

みなさまはじめまして

始めましてじゃない人はご無沙汰しております。神楽坂らせんです。

かつて月刊群雛という雑誌でSFっぽいお話をちょこちょこと書いておりましたワタクシですが、雑誌の廃刊にともなって発表場所を失くし、行くあてもなく精神エネルギー体としてボツ作墓場をさまよっておりました。

そんなおり、かわせひろし編集長に召喚され現世に舞い戻りまして、光栄にも『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』という、SFエンターテインメントに特化した雑誌の創刊に立ち会わさせていただくことができ、そちらで月刊群雛のころに書き始めていたシリーズ物を現在連載しております。

それが、これからお話をさせていただく『ちょっと上まで…』です。

ちなみに、月刊群雛とは日本独立作家同盟(現HON.JP)が刊行していた月刊誌です。すべてSNSとWebサービスのみで雑誌を作るという当時としてはなかなか新しい感じのやつでした。その別冊でSF特集号というのががありまして

↑こちらですね。

当初、『ちょっと上まで…』はこの別冊用の書きおろし作品でした。(上の表紙画像にもちょろっと載ってますね☆)

しかぁし!
この本の時点ではぜんぜんまったくお話が終わっておりません。起承転結で言ったら「起」ぐらいまでしか書いていない、要するに「第一話」だけの状態での掲載でありました。(ごめんなさい)

プロット段階ではキチキチ詰めたら一話に納まるとおもっていたんですけどねえ。書いてみたら活きの良いキャラが勝手に飛び回って伸びに伸びてしまいました。しょうがないので、三話ぐらいに分割して、この別冊の続きが出たらまたそこに入れさせてもらいましょうか。なんて思っていたら、その後すぐに本誌が廃刊になってしまい、中に、いえ、宙に浮いてしまった、と言うようなわけなのです。

ちょうどその別冊でご一緒したというご縁もあり、そんな不憫な作品ごと、救いの神かわせ編集長に拾っていただいたわけなのですが、
が、が、が、
まあ、何と言うことでしょう。
(ここまで書いたらお判りですね)三話の予定が五話になり、六話になり、気が付いてみれば、いま八話目だったりします。

い、いちおう、ラストまでのプロットは出来あがっているのです。そろそろ終盤の盛り上がりというところなのです。予定ではあと三話……。なのですが、果たして予定通り終わるのでしょうかねえ(と作者が言ってどうする)

とりあえず、今まで書いてきたお話のバックナンバーを5月1日よりこのnoteマガジンに掲載していくことになりました。(ここ注目!)
5月中には新作の第八話を公開して、あとは新作があがり次第アップさせていただく予定です。(予定通りにすすむかはまあ謎なのですが(笑))

もともと縦書き用の原稿でしたし、noteってルビが打てなかったりなんだりでちょっと普通とちがうもので、過去作もいま再確認して微調整中です。

そっれにしても、昔からある格言(?)の

『作家殺すにゃ刃物は要らぬ、昔の作品読ましゃいい』

というのは本当に真実ですね。あーーー、めちゃくちゃ恥ずかしいです!!

だってほら、これ、第一話書いたの2016年ですよ! 4年も前!!

まだわたしがぴちぴちの〇〇〇〇だったころのお話じゃあないですかああ!!

ああ、あの頃は若かった。勢いもありました。勢いだけだった気もしますが。(おっと、今でも若いし勢いありますけどねっ!)

そんな、勢いで書いた作品です。まあ今読むと至らぬところばかり目立ってしまって困りますが、これを読んでいただかないことには最新話は意味不明なお話になってしまいますので、未読の方はぜひ第一話からお読みになってください。

わたしの恥ずかしい話がてんこ盛りです(きゃー!)

5月1日からですからね! こうご期待!!

なお、言わずもがなですが本作品に登場する人物、団体、機械、土地、地域、空間に建造物、ついでに宇宙はすべて架空のものです。現実の宇宙やその他もろもろとは一切関係ありません。名前が似ていてもすべて偶然です。

かつて映画スターウォーズで宇宙で音が出るなんておかしいと言われた時、ジョージ・ルーカスは『俺の宇宙では出るんだよ』と言ったと言われています。わたしの宇宙も、だいたいそんな感じです。(もっとも、現実の宇宙と違うところにはいろいろ理屈をつけていますけどね)

そんな野暮な突っ込みはおいといて、ノリと勢いをまずお楽しみください。

さあ、準備はよろしいですか?

『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』編、『ちょっと上まで…』note-version.

もうじき、始まります!

――――

こちらからご覧ください。↓ はじまりはじまりー☆

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