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生物の世代交代の連鎖

基本的に生物は自分の子孫を作り、死んでいく。
当たり前の話だが、ふと不思議に思った。

他の生物に関しても同じだが、考えていることはわからないので、人間にフォーカスして話を進める。

少なくとも文明というものを作った後の人類は、永遠の若さをずっと欲している。
なのに人間も少しずつ進化しているにも関わらず、未だに永遠の若さは手に入れられていない。
科学的に解明されいるのは、染色体のテロメアあたりの話だろうか?
で、永遠の若さは構造的に不可能だから、そんな進化は出来ないと考えている人もいる。

本当にそうなのだろうか?

と言うのも、女性は毎月卵子を排出している。この顕微鏡を使わないと見れない小さな卵子に、これまた顕微鏡を使っても本当に小さな男性の精子が交わると新たな人が誕生する。
と、言うことは、少なくとも女性には新たに若い細胞を生成する能力が備わっているのだ。
それなのになぜ、人は永遠の若さをこんなにも求めているのに、その機構を応用して永遠の若さの方に進化していないのか?

それは、きっとそうでないと人間という種が途絶えてしまうからなのだろうな、と、考えた。

それは、漫画で例えるなら、今人気の「葬送のフリーレン」のエルフのような存在になってしまうから。
作中エルフは、永遠とも言える時間を生きることが出来るため、種の連鎖に興味が無くなっている。そのためエルフは近い将来絶滅する的な事が描かれている。(そのエルフが、寿命が短いために、今を精一杯生きている人間という生き物に感化される本当に面白い漫画)
もし今、地球上の人間がこの漫画のエルフのように永遠に若さを保てる進化をしてしまったら、言葉を交わし感化させられる存在がいないため、本当に途絶えてしまう気がした。

故に、永遠の若さを保つ進化が出来ないのではなく、種の継続のためにしないようになっているのではないかな?と思った。
〜 おわり 〜

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