人類の歴史は「時間を○○すること」を求め続けていた!
こんにちは。
学生時代は歴史にあまり
興味をもっていませんでした。
らるです。
人類の歴史…というと
どんなイメージがあるでしょうか?
昔は狩りをしていて
そのうち農耕をするようになって
蒸気機関を使うようになったり
電気を使うようになったり…と
様々な革新を重ねて
今に至っている…というのが
大体のイメージではないでしょうか?
実は、これらの進歩は
一言でまとめると…
人類の歴史とは、「時間を早回しにすること」
こちらの本は
長年エネルギー業界で働いてきたという著者が
「エネルギー」の切り口で
「世界」を見ていく、という本です。
世の中は全てエネルギーで構成されている
と、著者は言いきってしまっていて
正直最初は「ホントかな?」と
思ってしまいましたが
実際最後まで読んでみると
「なるほど!」と思える部分が沢山あり
「全てはエネルギー」という見方も
できると思えるようになりました。
そして、本書で紹介されている
「人類の歴史」の進歩というのは
「時間を短縮すること」だ
というわけです。
本書では「5つのエネルギー革命」を
紹介していますので
それらと「時間の短縮」の関係を
見ていきます。
まとめの文章を
さらに削って引用しましたが
それでも長いので
整理すると…
第一次エネルギー革命
⇒火の利用:食べ物の咀嚼時間の短縮
第二次エネルギー革命
⇒農耕:食料生産時間の短縮→支配層、職人層の誕生
第三次エネルギー革命
⇒蒸気機関:移動時間の短縮
第四次エネルギー革命
⇒電気:移動を伴わない意思疎通
第五次エネルギー革命
⇒人工肥料:食料の大量生産→さらなる食料生産時間の短縮
こうして見てみると
著者がこう述べる意味が
分かってくると思います。
時短
効率的
という言葉に良いイメージを
もつ人は多いと思います。
実際エネルギー革命を通じて
その「良いイメージ」に
近づくように人間の歴史は進んできたんです。
ただ、その裏には
地球のエネルギー資源を
ドンドン使っていた…という事実があり
実際に今、問題になりつつあるということも
皆さんご存知かと思います。
このまま進んでいいものかどうか…という
岐路に、人間は立たされているわけです。
ときには、このように
歴史を振り返ってみた上で
これからを考えるのも
いいかもしれません。
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