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理念を浸透させるカギは○○

こんにちは、自社の企業理念が好きな
らるです。

今日は、理念を浸透させる方法についてです。

実は、この「理念」というのは
非常に大事なものなんです。

まず、そもそもの意味は…

ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。「憲法の―を尊重する」

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E7%90%86%E5%BF%B5/

「根本」の考え です。

ですから例えば、企業理念、といったら

その企業が、そもそも何のためにあるか…
つまり「その会社の存在意義そのもの」
だというわけです。

ですが、実態としては
企業理念というのは
殆ど一般の社員には浸透していません。

↑のnoteで紹介していますが
ある調査の結果では
「2%」の社員しか知らない
なんてことさえ言われているくらいです。

そもそも「何のための会社か」ということを
知らずに働いている人が殆どだ、
というわけですね。

この状態では、
視点が目の前の仕事そのものだけに
向いてしまって
「つまらないからやめる」といった
離職率の上昇に繋がったり

「自分の仕事さえ成り立てば
 何をやってもいい」といった
社会倫理に反した行動が増えたり

といったことが起こりかねません。

何より、会社として
「皆が一つの目的に向かって力を合わせる」という
チームで仕事をする強みが
発揮できない
ということになります。

では、企業理念を浸透させるには
どうしたらいいのでしょうか?


ポイントは「物語」

経営理念の浸透について検討する上で役立つのが、「組織アイデンティティ」という概念です。
(中略)
 組織アイデンティティを形成するためには、従業員に対して、その会社の特徴を伝える必要があります。例えば、創業者の価値観や、過去の経験、会社で語られている物語などが、特徴を考えるヒントになります。それらの情報を従業員と共有していきましょう。

伊達 洋駆. 人と組織の行動科学 (p.194). 伊達洋駆. Kindle 版.

企業理念を浸透させるためには
自分の属する組織がどんなものなのかを
それぞれの従業員に感じてもらう必要があります。

自分と、会社とをある程度同一視してもらう
必要があるわけです。

これは、かなりの部分「感情」の問題に
なってきますので
共感が必要になってきます。

ですから
創業からの価値観や、
それを表すような出来事を
物語ベースで共有する

というのが有効になってきます。

結局のところ、人は単なる言葉や事実だけでは
心が動きません。

そこにある物語に心を動かされるわけです。

今回の企業理念の話で言えば

会社が紡いできた物語に共感し
「自分も、この物語の一部なんだ
 この物語の1ページを自分で
 創っていきたい」と感じてこそ
理念が浸透する
、というわけです。


まとめ

企業理念=会社の存在意義そのもの

理念を浸透させるには
「物語」として共有し
共感してもらうことが大切

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