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大事なことに使う時間をつくる方法【7つの習慣3-②】

前回、第3の習慣
『最優先事項を優先する』
というのは、第Ⅱ領域の活動に
集中するということだ

…という話をしました

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Kindle位置No.3915

重要ではない第Ⅲ、第Ⅳ領域の
活動に使う時間を無くして

第Ⅱ領域に使っていこう
という話です。

第Ⅱ領域の活動は
自分のパフォーマンスを上げて
できることを広げてくれる活動
なので
緊急で重要な第Ⅰ領域の活動の時間を
減らしていってくれるんです。


ということで
第Ⅱ領域に使う時間をつくるためには
…という話をしていきます。

「最良」の敵は「良い」である

どうやって、第Ⅱ領域の活動に
使う時間を確保すればいいのかというと

「他のことをやめる」しかありません。

明らかにムダなこと…
イヤなことを止めた方がいい
…というのは分かると思いますが

実は、一番難しいのは
「どちらかと言えばやった方がいい」
を止めること
なんです。

「最良」のために「良」に
ノーを言うということ
です。

どういうことなのか
本書から例を紹介します。

しばらく前、妻が地域活動の委員会から
委員長になってほしい
と頼まれた。
その頃、妻はそれこそ重要な仕事を
たくさん抱えていたから、
本当は引き受けたくはなかった

しかし再三の依頼にどうしても断りきれず、
とうとう承諾してしまった。
それから妻は親友に電話し、
この委員会の委員に
なってくれるよう頼んだ。
友人はしばらく話を聴いてから言った。
「サンドラ、本当に
素晴らしいプロジェクトだと思うわ。
きっとやりがいがあるでしょうね。
声をかけてくれてうれしいわ。光栄よ。
でもね、いろいろと事情があって、
どうしても都合がつかないの。
今回は遠慮させていただくわ。
でも、あなたが声をかけてくださって、
本当にうれしいのよ。ありがとう」
妻は説得する手だてを
いろいろ考えていたが、
こんなふうに明るくはっきりと
「ノー」と言われては、
さすがになすすべがなかった。

彼女は私のほうを振り向き、
ため息まじりに言った。
「私もあんなふうに言えばよかったわ」

Kindle位置No,3283

もちろんこの話は
「奉仕活動をするな」と
言っているわけではありません。

もっと大事なことがあるなら
「やったほうがいい」程度のことは
明るくハッキリとNOを言おう

その時大事なのは
自分の中にどれだけ強い「YES」を
もっているかどうかだ


ということです。

何を自分が優先するのか
何に対して強い「YES」を持てるのか

それには、第2の習慣
「終わりを思い描くことから始める」
をしっかりと行って
自分の中の「優先順位」をつけておくことが
必要になってくるんです。

それぞれの習慣は
関係しあっているんですね。

まとめ

第Ⅱ領域の、最も大事な活動に
時間を使うためには
他の活動にはNOを言わねばならない。

「最良」の敵は「良」である。

自分の中の優先順位がハッキリと
決まっていなければ
『最優先事項を優先する』ことは
できない。


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