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指導者は皆使ってる! 『真理』を植え付ける方法

こんにちは、らるです。

広く受け入れられている信念は
『断言、反復、感染』で作られている

という話を
『群衆心理』第二篇 第三章 第二節より
説明していきます。

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思想や信念を『群衆』に
広めようとするとき
指導者が取る手段は3つ

それが
断言と反復と感染 です。

・断言

推理や論証をまぬかれた
無条件な断言
こそ、
群衆の精神に
ある思想を染み込ませる
確実な手段となる。
断言は、証拠や論証を伴わない、
簡潔なものであればあるほど、
ますます威力を持つ

ここでのポイントは
『無条件』で『簡潔』です。

広めたい思想が正しいかどうか

それを証拠で示したり
理論的に説明したりは

しない方がいい
ということです。

余計な言葉がくっつくと
威力は低下していきます。

・反復

『断言』だけでは、
影響力を与えるには不十分です。

その言葉は『反復』される必要があります。

真実の修辞形式はただ一つ、
反覆ということがあるのみ、と
ナポレオンがいった。
断言された事柄は、
反覆によって、人々の頭のなかに
固定して、遂にはあたかも
論証ずみの真理のように、
承認されるにいたるのである。

『断言』と『反復』によって
その言葉は、無意識のうちに
『真理』として扱われるようになります。

これの最も分かりやすい例がCMです。

特に理由は知らなくとも
なんとなく「そういうもの」と
思ってしまってる例、ありませんか?

早めに飲むと効くのは?→パブロン
ファイト一発→リポビタンD
痔には→ボラギノール

…みたいな物です。

CMは正に『断言』と『反復』で
見ている人の無意識下に
『真理』らしきものを作っています

・感染

これは動物的本能の一つになります。

『群衆』の中にある感情が芽生えると
細菌のごとく感染して
いきます。

この現象は馬や羊の群れにも見られ
一頭が恐怖を感じ、その動作を取ると
直ちに群れ全体に広がっていきます。

人間の世界での現象でいえば
過去の経済恐慌が、まさにこの
感情の『感染』によって起こっています。

この『感染』というのは
社会に大きな影響を与える
『流行』とも関係しています。

『流行』は『感染』の結果です。

人間には、
模倣したい、という気持ちがあります。

これは、意見、思想、文学的表現
ファッションなど、
様々な事に対して起こります。

何が模倣されるか、というと

・モデル(お手本)が示されたもの
・模倣が簡単なもの
・一般の思想から離れすぎないもの

です。

これも、身近で流行っているものを
思い浮かべてみれば
すんなり納得できるかと思います。

ル・ボンの時代には

労働者たちのいだく考えは、
酒場で、断言、反覆、感染の結果
形づくられる

ということだったようですが
現代であれば、この酒場は
インターネットでしょう。

SNS上では今日も、
特に根拠のない断言、反復
そして、思想の感染が起こっています。

私達の考えも、少なからず
その影響を受けています。

自分の考えがどうやって形作られたかを、
少し立ち止まって
考えてみると、不本意に誤ることを
防げるかもしれませんね。

今日のまとめ

指導者は
断言、反復、感染を使って
思想を広める

現代の『酒場』である
インターネットに
私達の考えは影響を受けている
…かも?

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

また明日も見てくださいね!
お待ちしています!



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