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自分軸の生き方のお手本!フローレンス・ナイチンゲール

こんにちは、らるです。

小学校の道徳の教科書に
興味を持って以降
「小学生時代に学ぶもの」を
見直したいと思うようになりました

そこで、本屋で小学生向けの
コーナーを見ていた時に
見つかったのがこの本です。

思えば、私は
「今スグ自分の役に立ちそうな本」に
惹かれがちで
「伝記」の類には、ほとんど触れて
きませんでした。

0からのスタートであれば
最初は小学生レベルが望ましいはず!
ということで、早速読んでみました。

結果
「伝記って結構面白いかも!」
思えるようになりました!

今日は、特に面白いと思った
ナイチンゲールの伝記を
要約して紹介します。

フローレンス・ナイチンゲールは
1820年にイギリスの大金持ちの家に
生まれました。

フローレンスは
キレイな服でパーティーに出るより
古くなった人形を手入れしたり
怪我をした犬を看病する方に
心を惹かれていました。

フローレンスはやがて
「心から打ち込めることを見つけたい」
と思うようになりました。

ある時、キッカケが訪れます

お母さんに頼まれて
食べ物を渡しに近所の家を訪ねた時
その家のおばあさんは
「ずっとお腹を空かせていた
 子どもたちに
 食べさせることができる」と
とても感謝してくれました。

このとき、フローレンスは
「食べるものに困っている人がいる」
ということを初めて知り、驚きました。

それから、
食べ物を貧しい人に与えたり
病気のおばあさんの肩を
揉んであげたりして、
感謝を受けるうちに

「世の中には苦しんでいる人が沢山いる
 そんな人の力になるには
 どうしたらいいか?」
を考えるようになりました。

そして「看護師になる」という答えを
見つけます。

しかし、周囲は反対しました。
・病院とは不衛生な場所
・看護師は専門知識不要の召使い
・女性で働くのは貧しい人だけ
といったイメージがあったからです。

しかし、フローレンスの決心は固く
イギリスの生家を離れ、
ドイツの病院で勉強して
看護師になります。

その後、クリミア戦争が起こります。
フローレンスは
「戦争で苦しむ人たちを
 助けに行きましょう」と
仲間の看護師をつれて戦地へと
向かいました。

病院は不衛生そのもので
患者のうめき声が聞こえ
ネズミが走り回っている
地獄のような状態でした。

フローレンスは
部屋の掃除からはじめて
寝間着、包帯等も全て
清潔な状態に回復させました

「まるで生き返ったようだ、ありがとう」
と患者たちは感謝しました。

また、フローレンスは毎夜
手にランプをもって患者たちの様子を
見て回り、眠れていない患者がいると
手を握って「きっとよくなります」と
励ましました。

このフローレンスの働きが世界中に
伝わり、看護師の仕事は素晴らしいと
世界が認めるようになりました。

フローレンスはその後
世界で初めての看護師の学校を作り
立派な看護師を育てることに
一生をささげました。

自分の正しいと思えること
心からやりたいと思えること

それを見つけて
生涯をかけて打ち込む姿が
素晴らしいと感じました。

特に、
「大金持ちの家に生まれ
 働く必要が無い」という
アドバンテージを手放し

当時、周りからのイメージが
悪かった仕事=「看護師」に
飛び込んでいく…

すなわち
「周りの環境に左右されずに」
自分のやりたいことに
進んでいく様子
は、まさに
私が目標とする
「自分軸」の生き方そのものだなと
感銘を受けました。

ナイチンゲールの場合は
結果が大成功で、世の中のイメージを
変えるほどの業績を残し
名声を得ることができましたが、
これはあくまでも
「副次的なもの」「おまけ」
です。

その証拠となる逸話として

クリミア戦争後、
国民的英雄となったナイチンゲールは、
帰国する際に国からの大歓迎が
用意されていました。

しかし、祭り上げられることを
快く思わないナイチンゲールは
それを避けるために、
わざわざ偽名を使って
人知れず帰国しました。

というものが残っています。
大勢の人に評価されたいと思って
やっていたわけではない

ということがよく分かります。

つまり、結果的に偉業になったが
それは重要ではなく
あくまでも「自分軸」に生きること
自体が彼女の目的だった
と思います。

今日のまとめ

ナイチンゲールは
働かずにすむ、恵まれた環境にも
周囲の反対にも負けること無く
自分軸の生き方を貫いた

結果として多くの人を救い
偉人となった。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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