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話を聞いてもらうためには「成功体験」ではなく…

こんにちは、失敗と挫折が
多い人生を歩んできました、らるです。


人に何かを話すとき
ついつい「いいところを見せよう」と
自分の「上手くいった話」=「成功体験」を
話したくなりますよね。

それは、極々当たり前のことだと
思います。

ですが、相手の心をつかみ
話を聞いてもらうために大切なのは
「成功体験」ではなく
「失敗体験」の方
なんです。


稼げる講師は、失敗体験を話す

 稼げる講師は、受講者の前で〝等身大の自分〟をさらけ出すことを恐れません。
 自身の失敗体験や弱さなども、受講者への示唆を与える事例として効果的に活用しているのです。すると結果的に受講者から親しみを持たれ、話を聞いてもらえる関係が自然にできるようになります。
 失敗体験は、人との距離感を縮めるのにとても有効です。まずは、講師が等身大の自分をさらけ出し、受講者の信頼と共感を得て、「話を聞いてみよう」と思わせるのが重要なのです。

五十嵐康雄. 稼げる講師、稼げない講師どこが違うか (p.107). 株式会社あさ出版. Kindle 版.

「失敗体験」を話すことは
等身大の自分をさらけ出すこと
に他なりません。

これによって、相手との「距離感」が
縮まってくる
わけです。

そうすれば話を聞いてもらえるように
なりやすい
…というわけです。


確かに、これは私も感じるところがあって

「すごい成功」をした「自分から遠い人」よりも
「自分でもしそうな失敗」をした「身近な人」の方の話を
自然と聞きたくなります。

「こんな失敗をしてた人でも、
 ちゃんと成長できるんだなぁ…」

思えると、

「自分もそうなれそう!」となって
真剣に話を聞く気にもなれる…というものです。


プライドを捨てられるか

とはいえ、中々自分から自分の失敗を晒すのは
心の抵抗が大きいものです。

「自分はこんなに特別なんだ」
「成功しているんだ」

…という話をしたくなってしまうのが
人情でしょう。


しかし、そこで、目的をどこに定めるか

「自分のすごさを示す」ことなのか

それとも

「相手に話を聞いてもらう」ことなのか

そこを明確にすれば
プライドを捨てて「失敗談」を晒す
という選択ができるようになる
だろうと思います。


私は、相手に話を聞いてもらう 方が大切なので
失敗談もドンドン晒していきます。

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