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結局、自分にとって大事なことを見つけるには…

こんにちは、らるです。

先日、著名な方の講演を聴く機会がありました。
そのときのお話を元に
気が付いたことがあります。

それは

結局、自分にとって大事なことを
見つけるには
『本質的な問い』に自分自身で
向き合うしかない

ということです。


その方のお話で
印象に残ったものが2つあります。

1つ目は
「どんな人が起業するようになるか」
という話です。

これは、端的に言えば
自分の中の強い思い

もっといえば
「これを解決したい」という
強い思いを持った人

起業に踏み出すのだそうです。

この「強い思い」を持つことに
年齢はほとんど関係なく
若ければ9~10歳からでも
もつようになる
そうです。

そして、10代前半で
実際に起業する人も
珍しくない
のだとか…


別に、起業することが偉いとか
皆そうすべき…とか
そういうことは、私も思っていません。

ですが、しっかりと自分の中で
強いモチベーションを作り出して
仕事をする
…ということであれば
きっと、楽しく仕事ができ
成果も上がりやすい
ことでしょう。


自分の中の強い動機を自覚して
それにそった仕事をする人が
増えていけば
国全体で見ても、活性化していくことに
なっていくでしょう。


2つ目の話は
「じゃあ、その「強い思い」には
 どうしたら気づくことができるのか」

という話です。

この答えが、冒頭でも述べた

結局、自分にとって大事なことを
見つけるには
『本質的な問い』に自分自身で
向き合うしかない

というものです。

例えば、
「自分にとって働くとはどういうことか」
「自分は何を求めているのか」

といったものはそうした問いの
代表例です。

この問いに、単に

「お金が欲しいから」と
答えるのは簡単ですが

そうすると、さらなる問いが出てきます。
「お金のためだけに、
 人生の大半の時間を捧げていていいのか?」

おそらく
「よくない」
でしょう。

すると、また改めて
「では、『働く』ことに何を求めるのか?」

という問いに戻っていきます。


こうした、自分に関する問いも
もちろんですが

本質的なもの…というのは
世の中の動きからも見つかってきます。

例えば、SDGsのゴールの一つ
『ジェンダー平等を実現しよう』
のために、

男性偏重で雇っていた会社
まずは、さまざまな性があることを
認める制度を
作り

そして、その第一歩として
一番わかりやすいところである
「女性」の社員比率を上げる

そして、役職者の比率を上げる
…ということをやっていた
とします。
(実際、今こういうことに取り組む会社は
少なくないと思います)


一見すると、ジェンダー平等に向けて
いい動きをしているように見えます

…が、ここでも新たな問いが出てきます

「女性役職者比率をあげるため」に
「役職者にされた女性」はどう思うか?

「自分も役職者になりたいと思っていたのに
男性であるために昇進できなかった男性」は
どう思うか?

これらを考えた時
そもそも「ジェンダー平等」に
近づいていると言えるのか?


こうして、世の中に起きていることの
本質に対して、問いをぶつけていくことが
「自分の中で譲れないもの」
「強い思い」が見つかるきっかけになる

というわけです。


前々から「問い」が大切なことは
頭に入ってはいましたが
また、改めて、ここに向き合っていく必要があるな
…と感じました。

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