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「あいつ使えない」は、言った側の負け!?

こんにちは、らるです。

ときおり、会社などの組織に
居ると、こんな言葉を耳にすることがあります。

「あいつ使えない」

個人的には、非常にイヤな感じのする
フレーズなので
私自身は人に対して使わないのですが

思い通りに人が動いてくれない
…という憤りから
言いたくなってしまうのだろうな…と
思っています。

今日は、そんな
「あいつ使えない」が意味するところ
についての話です。


「あいつ使えない」は敗北宣言

「『あいつ使えない』という表現は、『あの人は役に立たない』という意味ではなく『私にはあの人を使う能力がない』という意味だ。『あいつ』と指差した手のうち3本は自分に向かっている」

河野英太郎. 99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ 決定版 (p.182). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.
人を指さす時、指のうち3本は自分を向いている…
なるほどな、という感じがしました

「あいつ使えない」は
「私にはあの人を使う能力がない」という
敗北宣言である
、ということです。

これをしっかり意識できていれば
そうそう人前で
「あいつ使えない」と口にすることは
なくなっていくのではないでしょうか


それでも、相手を責めたくなったら…

 現実には自分にとって、どうしても相性の悪い人も存在します。そういう人が自分の感覚ではありえない行動をとっているように見えるときは、相手を責めてしまいそうになることもあるでしょう。

 でもそんなときでも、「あいつ使えない」という言葉は封印し、発想の転換をしてみてください。「あの人を使える能力を身につけよう」と自分の問題として捉え直すことで、他責にする代わりに前向きな解決策はないかと、ギリギリまで踏ん張ることができるのです。

河野英太郎. 99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ 決定版 (p.182). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

「あの人を使える能力を身につけよう」と
「自分の問題」として捉えなおす
 と良いわけです。


他人を思い通りに動かすことはできない

というのは、当たり前の話ですから
まだ何とかする余地のあるの
「自分の問題」に置き換えるというのは
非常に建設的でいい
と思います。


自分にどうしても余裕が無いときは
他の人・ものを責めることに
逃げるのも一つの手ではありますが

まだ何かできる余地がある間は
「自分の問題」として
向き合っていきたいものですね。

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