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人は皆、自分の”デッキ”を語りたい

典型的なカードゲーム脳の持ち主です。
らるです。

先日、『遊戯王の日』という
遊戯王のリアル対戦イベントに
参加して
きました。

恐ろしいほどに盛況で
参加者上限16人の枠に
50人くらいは集まっていたでしょうか。

私は幸運にも抽選に通って
対戦イベントに参加でき
3人の方と対戦しました。

対戦した後、
お話をしていて感じたことを
今日は書いていきます。


自分のデッキを語りたい

対戦が終わったあと
私は対戦相手の方にデッキについて
質問をして
いました。

すると、3人が3人とも
楽しそうに自分のデッキのことを
語り続けてくださいました

「最近、これが強いと思うんですよ」
「私、このカードのこんなところが好きで…」
「今の環境だと、これが強いと思うんですよね」
「今回新しく出たこれが、相性がよさそうで…」

私はほとんど相槌を打つだけでしたが
次々と話が出てきて
非常に楽しく聞かせてもらえました。


そして、この「デッキ語り」を聞いていて
なんとなく既視感を覚えました。

最近やっている「対話活動」と
似ているかも…
と、思ったんです。


自分語り…というのは「自分のデッキ」を語ること

私からすると

デッキを語るプレイヤーの姿
自分のことを語る人の姿
重なって見えたということです。

カードゲーム脳の私からすると
人生というのが一種のカードゲームであり

人の話を聞く…というのは
そのカードゲームプレイヤーに
その人独自のデッキについて
話を聞くこと
だと言える気がしています。


そうして考えてみると、例えば…

環境トップを目指すプレイヤーがいたり
(お金をたくさん稼ぐ、地位・名誉を得ようとする)
カジュアルに「好き」を追求するプレイヤーがいたり
(周りに勝てるかは関係なく、好きなことを追求する)
最新のカードの情報に敏感な人が居たり
(世論、法律などの変化に敏感に対応する)
過去から使い続けているカードに拘り続ける人がいたり
(昔からの拘りを、時代が変わっても貫き続ける)

…といった感じで、
カードゲーム目線での分類が
人生の分類と、うまく対応していると
感じています。


何が一番違うだろう?

カードゲームと人生の
似ているところの話をしてきましたが
違うところも当然存在します。

個人的に、一つ気を付けたいポイントとして
挙げるとすれば

人生においては
「自分のデッキに入っているカードが
 把握しきれていない」

ことが多い、ということです。

たとえば、以前のかしさんとの
対話の際に

「自分では、何をやってもダメだし
 うまくいかないと思っていた。
 言ってもらえて初めて
 うまくいっている部分もあると
 気がついた

…といったようなことを
おっしゃっていました。

要は、「自分のできること」
=自分の持っているカードの存在に気づいていなかった

という話です。

人生においては
他人に「自分のデッキ」を見てもらうことで
はじめて、「自分がどんなカードを持っているのか」が
見えることが多々ある
…ということです。


自分のデッキをしっかり理解する…というのは
カードゲームにおいては
初歩の初歩ではあるのですが
人生においては、これが結構ハードルの
高いことなんですね。


こんな話をしていると
私も、私自身のデッキを理解できているのだろうか
…という疑問が沸いてきました。

人と関わり、人を鏡とする中で
その答えは見えてくるものと
思っていますので
今後も対話活動をしっかり続けていきたいと
思います!

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